というわけで、前編から続く。
まず京成線の高架橋を。
この写真の左側が京成曳舟駅
8月21日まで、下り線がこの高架橋の脇にありました。
踏切の跡。
もう線路は撤去され、アスファルトで埋められています。
完全に埋められた
こちらは、八広駅方向を望んだもの。
埋められている部分と下り線跡との関係がよく分かる
ついでに、八広駅方向の旧下り線跡を接写。
線路の跡がくっきり残る
ここも砂利が取り除かれ、整地されてしまうことでしょう。
こちらは地上に残っていた下り線のホームの跡。
線路も架線も取り除かれてひっそり
地上に残っていた駅舎も、現在は使命を失い閉鎖されています。
取り壊される運命
いずれこの駅舎だけでなく、ホームも撤去・整地されるのでしょう。跡地は駐輪場にでもなるのかな?
ところで、前編で「工事そのものはまだ完成していない」と申しましたが、明治通りからの駅の入口は、仮設通路を延々歩かされる状態でした。これは6月に見たときと変わっていません。
この仮設通路は変わっていなかった
地平時代の京成曳舟駅は、明治通り側と東武曳舟駅側の2か所に改札がありました。高架化後もそれは変わらないものの、2か所の改札口の位置は近接したものとなっています。これは事実上、駅機能の集約が図られたことになりますが、明治通り沿いの東向島・京島地区の住民にとっては、利便性が低下したのも事実でしょう。
しかし、これで明治通りの踏切は完全になくなり、渋滞もなくなるというメリットは絶大ですから、このメリットだけをとっても、高架化する意義はあったといえます。しかも、踏切は事故が多発しやすいですが、踏切が無くなればそれだけ事故の危険も減らせますし。
京成押上線の高架化、あとは四ツ木~京成立石付近ですね。あそこも平和橋通りなど交通量の多い道路がありますから、立体化が望まれています。しかしこちらの進捗状況は…といったところですが、早期の立体化を期待したいものです。
最後に。この記事のタイトルの元ネタはこちらです↓
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