高岡駅では、駅前にやってくる加越能バスを撮影することにしました。
加越能バスは、もともとは「加越能鉄道」と称し、万葉線のもともとの経営母体だった他、加越線などの鉄道線も運営していたのですが、平成13(2001)年に万葉線の経営を手放したのを最後に鉄道事業から撤退し、現在の社名になっています。
駅前の一等地のバス乗り場を占めているのは、高岡市のコミュニティバス「こみち」号。
三菱のエアロミディ
このコミュニティバスは、色違いが何台かあるようです。他には紫色などもありました。
こちらは、一般路線車。
今はこの塗装が加越能バスのスタンダードだそうです。
緑を基調にした爽やかなカラーリング
この色調、京王線の「緑の8000系」みたいですw
同じ車をリアから撮影したのがこちら。
日野レインボー
東京都内では、都営バスでも退役が進められているレインボー(HR)ですが、ここでは主力車種のようです。
こちらは旧標準カラー。富士重工製ボディを架装する車です。以下、正面から公式側、正面から非公式側、公式側リアの3点の写真を挙げます。あえてノーキャプションで。
いかがでしょうか。管理人にとっては、この色の方が上品でいいような気がしますが(故人の感想です)。多色塗りのため、合理化ということでしょうか。あるいは降雪時の視認性の問題かも。
こちらは高岡駅南口で撮影した、地元新聞社の宣伝ラッピング車。
最近のアニメのようなキャラクターがデザインされている
もっと近づいて撮りたかったのですが、これが限界です。
ところで、管理人は4年前、能登(七尾)からバス乗り継ぎで氷見まで達したことがありますが、北陸新幹線開業に伴い、加越能バスでは新高岡・高岡-氷見-七尾・和倉温泉間に直行バス「わくライナー」の運行を開始したようです(こちら)。今回、管理人はこれには乗車・撮影はできなかったのですが、当初は国道160号線沿いを走る生活路線と、観光客の区別がなされるのだろうと思っていました。しかし加越能バスのHPを見たらさにあらず、「能越自動車道」なる道路を経由するようです。国道160号線ではないとなると、あの「海に浮かぶ立山連峰」は見られないことになるんでしょうかね。だとしたらちょっと勿体ないですけど。
その他にも、加越能バスは、城端・五箇山方面への「世界遺産バス」など、意欲的な路線を運行しているようです。
新高岡駅の印象もありますが、こちらは「北陸新幹線の新駅」としてまとめて取り上げます。
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№1908.バス乗り継ぎでたどる「能登・立山シーサイドライン」
※ 当初当記事をアップした際「国道170号」と書いてしまいましたが、「160号」の誤りです。本文を訂正しておきます。