富山駅前でバス等の撮影を行った後、管理人は電鉄富山駅へ赴き、「地鉄電車2日ふりーきっぷ」を購入。今回は魚津に宿を取っており、今夜中に電鉄富山-新魚津を乗ることは確実なので、明日の乗り歩きも含めれば十分元は取れると判断して購入しました。
で、その切符を使って市内線の乗り歩きでもしようか、と富山駅電停に戻ってみたら、こんな電車がいました。
この電車は!
この電車は、地鉄市内線の「レトロ電車」。地鉄市内線のヌシ・デ7000をリニューアルしたもので、レトロ感あふれる内外装が特徴になっています。この電車を手掛けたのは、JR九州の特急列車などのデザインを手掛けたことで有名な、水戸岡鋭治さん。
そのことは、車内を見ればよくわかります。
木がふんだんに使われている
水戸岡デザインの特徴は、外装ではロゴを多用すること、車内では木材を多用すること。この「レトロ電車」も、まさにそのような作りになっています。
特筆すべきなのは、イベント使用も考慮したのか、座席の前にテーブルが備え付けられていること。ここにスマホを乗っけている人や、教科書を乗っけて勉強している学生さんもいました。
なお、この「レトロ電車」、土日を中心に運転されますが、その運転時刻はHPで公開されています(こちら)。
富山の中心市街地を駆け抜け、20分ほどで終点・南富山駅前へ。
到着
本当はもっと明るい時間に撮影すればいいのかもしれませんが、乗車する分には、薄暮の時間帯がなかなか雰囲気があってよかったと思います。室内灯が昔ながらの白熱灯(あるいは色だけでLEDか?)ですから、夜ならかなりいい雰囲気ではなかったかと。
この「レトロ電車」で貸切ビール列車などやったら、楽しいでしょうね(*^^*)
さて、帰りは電車を1本落として、最新鋭のT100に乗ります。
新型低床車
デ9000が富山ライトレールとの直通運転を念頭に置いた車両であるのに対し(規格が共通なのはそのため)、こちらは地鉄オリジナルの低床車。3車体連接(連結?)です。
車内はこうなっています↓
前方のクロスシート部分の座席の下に走り装置が収められている
広島の「グリーンムーバー」などのように、車軸がつながっていない車輪をつかっているのですね。そのおかげで客室全体の低床化が可能になっています。
最後部の展望席からの眺めがこちら↓
まさにトワイライト・クルーズ!
BGMにはシャカタクのインストゥルメンタル・サウンド(←古い?)が似合いそうですね(^_^) あとは平井堅のバラードとか。
この後管理人は富山駅に戻り、駅前の回転寿司屋で夕食。富山湾の海の幸を堪能し、電鉄富山18時53分発の急行宇奈月温泉行きで新魚津へ。そこからタクシーでホテルに向かい、1日の旅程を終えました。
※ 当記事は11/10付の投稿とします。