前の記事でご紹介した「糸魚川ジオステーション ジオパル」には、鉄道模型のジオラマがあります。それも日本型HO(1/80・16.5mmゲージ)、N(1/150・9mmゲージ)の2種類。
まずは、HOゲージから。こちらはサイズが大きく、迫力があります。しかし日本の住宅事情からすると、屋内で走らせるのは難しそうですね。
以下3点の写真をノーキャプションで。
2枚目の写真、3線のレンガ車庫が作られているのが芸が細かいですね。これこそ、かつ手駅構内にあった機関庫です。しかもその機関庫に、大糸線非電化区間のヌシだったキハ52が、それも3色揃っているのも、心憎いところです。
そしてこちらが、縮尺の小さいNゲージのジオラマ。小さいと言って侮るなかれ。細部まで綿密に作り込まれています。
こちらも2点、ノーキャプションでどうぞ。
言うまでもなく、奥に見える高架の駅が新幹線の糸魚川駅です。ちなみに、2枚目の右下に写っているホテルの建物、これ昨年糸魚川を訪れた際管理人が宿泊したホテルですw
…とこのように、作り込みは素晴らしいのですが、走っている車両が湘南新宿ライン・上野東京ラインのE231系なのは何ともorz
これらは精巧な鉄道模型ですが、玩具としての鉄道もあります。それがこちら。
子供の玩具のレベルを超えている
プラスチックの線路の上を、デフォルメされた車両が走るという、いうなれば「玩具としての鉄道」ですが、なかなかどうして、こちらも実車のイメージを損ねない範囲でのデフォルメがなされていて、なかなかよく出来ています。
最後は、本物のレール。幹線用の60kgレールです。
日本の鉄道では、軽い順に30、37、40、50、60(単位はkg)というレールが使われています。この重さは、レールの1メートル当たりの重量。だから「60kgレール」というときは、1メートル当たりの重量が60kgという意味となります。勿論、重ければ重いほど乗り心地が良く、線路の狂いも少なくできるので、重量のある列車が通る路線、列車が高速で走行する路線、運行頻度の高い路線ほど、重いレールを使用する傾向にあります。新幹線は勿論、最重量の60kgレール。
しかし、在来線の北陸線も、特急が高速で通過し、かつ重量級の貨物列車も多数走っていますから、やはり最重量のレールを使用しているのでしょう。
これで、管理人が今回の旅で見たかったものは全て見ることができました。
次回は、E7系「はくたか」グリーン車で帰りますが、そのグリーン車の乗り心地のレビューをしたいと思います。
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3364.世界に広げよう、ジオパーク(ジオラマ)の輪っ! 後編 圧巻!鉄道模型ジオラマ
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