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Channel: さすらい館
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3390.浅草からアーバンパークライン直通の「きりふり267号」に乗ってみた 前編

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浅草から、野田線(アーバンパークライン、以下UPL)に直通する特急が走る。

こんなニュースが流れ、鉄道趣味界が騒然となったことは言うまでもありません(その話題を取り上げた当ブログの記事は こちら )。その列車は、12月の25日を除く金曜日と、祭日前日の22日に運転されることがアナウンスされていましたが、既に去る4日にも運転され、その列車の乗車・撮影の体験を綴った鉄道趣味系ブログも多く見かけるようになりました。
で、管理人も4日の列車に乗ってみようかと思ったのですが、この列車に乗ってしまうと自宅のある東急東横線某駅まで帰れないことが判明し、一度は断念。しかしよくよく調べてみると、恵比寿までは帰れることが分かり、それなら恵比寿駅からタクシーでも2000円前後であることから、乗車を敢行した次第です。

というわけで、特急券を前日に用意。


151212_181722_ed.jpg
10日に北千住に行った用事はこれだった

これを買いに行ったんですよ(^_^;)

そして当日11日、管理人は仕事終了後、都内のサウナで汗を流し、そこからバスで東武浅草駅へ。
東武浅草駅に着きますと…。


151211_214925_ed.jpg
既に発車案内が!

発車案内にはちゃんと「運河行き」と記されていました。
しかし、北千住駅の券売機では「きりふり267号 春日部行き」と記載されていたのには、正直管理人は面食らいました。あれはコンピューターの処理の都合なんでしょうか?

↑は1階部分の電光掲示板ですが、2階の改札口のところにある掲示はこちら↓


151211_215018_ed.jpg
こちらにもちゃんと「運河」

そして、「きりふり267号」が発車する3番線にはご覧のとおり↓


DSC_0143.jpg
愛好家が集結

発車間際になるともっと増えていました。

「きりふり」の車両は、「けごん23号」(これも華厳の滝へ行かない特急けごんなのだが…)が発車した後、入線してきました。
入線と浅草方先頭車の車号をノーキャプションで。


151211_220532.jpg


151211_220605.jpg


300系第1編成でした。
300系も南栗橋行きの「きりふり」しか定期運用がなく、あとは臨時用になっていますが、この車両が適任ということなのでしょう。

ちなみに、管理人は以前その南栗橋行きの「きりふり」に実際に乗車したことがありますが、そのときに乗ったモハ301-2と、今回乗った車両が同じでしたw

愛好家は多数集まってはいますが、実際の乗車率は浅草発車後は3割ほどでした。やはり乗ってしまうと帰れない人は、撮るだけということにしたのかもしれません。
その愛好家のお目当てが、方向幕。しかしその幕は…。


151211_220649_ed.jpg

入線後しばらくこの表示だった

まさか方向幕を作った!?と思って期待したのですが、発車前には拝むことはできませんでしたorz

定刻より3分ほど遅れて発車。
東武浅草駅を発車する列車は、すぐに急カーブを曲がって隅田川の鉄橋を渡るのですが、その鉄橋を渡る瞬間が、これから旅に出るような高揚感を煽ってくれます。今回のようにそれが夜間なら、まるで夜汽車(死語かな…)での旅立ちのようにも思えます。


DSC_0145.jpg
隅田川の上からの夜景(吾妻橋方向)

この後、とうきょうスカイツリーでも若干の乗客を受け入れ、北千住へ。
驚いたのが、北千住で既に下車する人がいたこと。特に愛好家とも見えないような人たちでしたが、珍しい列車が走るし、特急料金も安いので(310円)乗ってみようということだったんでしょうか? しかしご賢察のとおり(?)車内は管理人のような愛好家が大半でしたw

車窓に関しては、以前の南栗橋「きりふり」などと同じなので割愛。

そして22時50分、浅草発車後40分ほどで春日部へ。
ここでは方向を転換するために9分もの長時間停車をするのですが、それを待ち構えていた愛好家がいて、ホームはちょっとした撮影会状態になっていました。

写真の点数が多くなりましたので、当記事を前編とし、新たに後編をアップします。

というわけで → 後編に続く


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