川崎駅に発着している川崎市バスの路線の中に、「扇町」に達する「川13」系統があります。
(鶴見線の終点である『扇町駅』とは別の場所です)
この「川13」系統、管理人が川崎市バスに「ハマる」きっかけとなった路線でもあるのですが、折り返しがなかなか興味深いものでして…。
川崎駅東口バスターミナルを出ると、まずは駅前から伸びる国道132号線を直進します。途中で国道132号線を右折して市立川崎高校前を経由しますが(水江町方面への『川10』と同じルート)、「川10」が臨港警察署前へ向かうのに対し、臨港病院前方面へ右折、ここから「川13」の独自ルートとなります。
そして頭上に首都高が走る産業道路を越えると、港湾部の工場地帯に入ります。
終点「扇町」1つ手前の「昭和駅前」(ここは本当に鶴見線昭和駅が近い)を過ぎると、完全に工場の敷地内としか思えない道路を直進します。
こんなところ↓
人家は全くありません
人家のないところをバスで通ったのは、5年前の日御碕へ行ったとき以来ですが、同じ海辺でもあちらと違うのは、完全な工場地帯であること。
そして終点・扇町バス停へ近づくと…。
企業の門前???
はい。ここが「扇町バス停」の降車場所なのですよ。
このとき、バスに乗っていたのは管理人の他に中年男性3人ですが、この方々はここの企業の従業員か関係者のようで、皆さん門の中に消えていきました。
それでは、このバスがどうやって折り返すのかというと…。
その企業の敷地の中に入っていき…
敷地内のロータリーを使って転回し…
そして反対車線の発車バス停に据え付けられます(写真は発車まで時間があるので、ここで休憩中)。
改めて周囲の景色を↓
工場しかない
では、この「扇町バス停」とはいかなる場所なのか。またこの企業とは?
写真の点数が多くなりましたので続きます → 後編に続く
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3655.【バス折返所の表情】川崎市バス・扇町【企業所有地に突っ込んで折返し】 前編
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