その1から続きます。
快特なら品川から金沢八景まで37分。しかし普通車を乗り通すと1時間31分。やはり3倍近い時間がかかっています。
金沢八景では逗子線を分けますが、ここでは快特の待ち合わせをします。
ここでも長時間停車
何だか往年の長距離鈍行に乗っているような気分になってきました。
ここから列車は横浜市から横須賀市へ。横須賀中央まで1時間48分、快特なら45分(^_^;)
正直に言うと、管理人は「中抜き」をしようかとも考えていました。つまり、例えば京急川崎から横浜なり上大岡なりまで先行し、そこから迎撃すればいいのでは? と。しかしやはり、「乗り通すことに意味がある」と思い直し、ずっと乗り続けてきました。流石に金沢八景まで来ると、もはや「毒を食らわば皿までだ」という心境に陥り、このまま終点の浦賀まで行ってやれ、と思うようになりました。
最後の緩急接続は堀ノ内。ここで久里浜方面への快特と接続、快特からの乗客を受けて発車します。
そして14時12分、終点・浦賀に到着。
これがもし、品川から堀ノ内まで快特を利用すれば、1時間を切る55分で到達できました。それが、普通車を品川から乗り通したら、実に2時間3分! 品川-横浜間などよりも所要時間の差は詰まっていますが、それでも倍以上というのは、改めて凄いことですね。
浦賀到着
浦賀駅は一度だけ訪れたことがあるのですが、乗り潰し目的なのですぐに折り返してしまいました。そのため前回訪れたときの記憶がほとんどなく、「あれ? こんな駅だったっけ?」と思ってしまいました。
浦賀駅到着の証拠写真
浦賀駅は崖にへばりつくように建っています。
崖の中腹に駅、崖の下にバスターミナルがある
浦賀駅の所在地はこちら↓
JR横須賀駅や久里浜駅に出ることのできるバス路線もあったようですが、そのまま素直に堀ノ内へ戻り、三浦海岸へ向かうことにしました。
感想。
品川から浦賀まで、快特利用の場合の倍以上の時間をかけて移動したわけですが、退屈することはまったくありませんでした。管理人は横浜以南では殆ど快特にしか乗ったことがないので、快特に乗っていると一瞬で通過してしまう駅を観察することができ、これも新しい発見があったように思います。
まさに往年の長距離鈍行に乗っているときのような楽しさを、今回の「普通車」乗り通しで味わうことができたわけでして。
今度は他の路線でもやってみようかな。
なお、今回のタイトルの元ネタは宇多田ヒカルさんの歌です。曲名がちょうど品川-浦賀間の普通車の所要時間にぴったりだと思ったので。
あ、リバイバル編成?
聞かないで(^_^;) 神奈川新町で行き違ったのと、帰りに堀ノ内で見かけたけど、堀ノ内で見かけたときは既に日が傾いていたので、まともな写真は撮れないと判断してスルーしました。また機会があるでしょう。