前の記事の続きです。
1001F使用の北千住行きに乗車し、管理人は南千住へ向かいました。理由は、この駅は日比谷線で唯一の地上にある中間駅だから。そこで写真を撮れば、日比谷線らしい風景の中で東急車を撮れるというもくろみもありました。
まず到着後、撮影位置を決定しますが、今回は北千住寄りで迎撃することに決定。理由は、背後にJRの隅田川貨物駅が見えること。三ノ輪寄りも悪くはないのですが、北千住方面のB線ホームだとカーブの都合であまりよろしくないのでパス。三ノ輪寄りで狙うならA線ホーム(中目黒方面行き)からの方がいいかもしれません。
折り返しを待って撮影したのがこれ。
背景で南千住と分かる
いかがでしょうか。猛烈な暑さの中待った・出かけた甲斐があったというものです(自画自賛)。1101の顔の右側には、コンテナの山が見えると思いますが、これが隅田川貨物駅です。そして、後部には汐入地区の再開発により最近になって建設された、高層マンションを望むことができます。
ちなみにこの日は、隅田川花火大会の当日。この駅から歩いていける汐入公園も観覧場所のひとつになることから、花火見物のお客が引きもきりませんでした。↑の写真を撮影した際に管理人が立っていた場所から下を見ると、マクドナルドが見えるのですが、そこもこの日ばかりは「書き入れ時」のようでした。
同じ1001Fを、南千住らしい背景で切り取ってみたのがこれ↓
コンテナの山がよりはっきり見える
これぞ「This is 南千住」という絵ですよね。
そして↑の立ち位置で回れ右し、撮影したのがこれ↓
天井が光ってしまった(汗
こちらは南千住って分かります…よね? だって相対式ホームで地上駅って、日比谷線には南千住しかありませんし、東急東横線で同じような配線の祐天寺や都立大学とは明らかに違いますからね。
東横線への副都心線(東武東上線・西武池袋線)乗り入れ開始が来年の3月16日。日比谷線直通列車はその前日までの命です。まだ東横線内で見る日比谷線直通列車も、日比谷線内で見る東急1000系も、あまりにも日常に溶け込みすぎていて、これがあと半年の命ということが、本当に信じられません。だって管理人自身、今でも毎日直通列車を使っているんですから。
鉄道趣味界では、廃止の決まった列車や退役の決まった車両に群がる愛好家を「葬式鉄」と揶揄することがありますが、管理人は東横線沿線住民であり、日比谷線直通列車の利用者でもあります。であれば、日比谷線直通列車の「最期」を看取る権利、私にもありますよね…?
ちょっと話が湿っぽくなりました。失礼しました。
最後に今回のおまけ。
03系の運転台(後部)から、東横線に入っていく03系を後追いで撮影。
この光景もいずれは…。
泣いても笑ってもあと半年。
悔いのないように記録をしていきたいと思います。
◇お知らせ
このたびの日比谷線直通列車廃止決定に伴い、当ブログでもそれを記念・記録する意味で、何らかの記念記事をアップする予定でおります。連載にするか単発にするかは、まだ決めかねていますが、どうぞお楽しみに。
※ 写真は東急の車両ですが、撮影場所が東京メトロ線内であり、かつ東京メトロの路線の運転系統にまつわる話題ですので、記事のカテゴリを「営団地下鉄・東京メトロ」にしております。