毎年の晩秋の楽しみといえば、東武のファン向けイベント。
南栗橋のイベント(ファンフェスタ)は、今年は12月2日に開催されるようですが(こちら。PDFファイルです)、時期が固定されている南栗橋に対し、森林公園のイベントは以前は3月に開催されるなど、必ずしも固定されていませんでした。昨年は震災のあおりで3月開催が11月に延期されたりしましたし。今後は今頃の時期に開催することになるのでしょうか。
今回の「売り」は、来年3月から相互直通運転を開始する東急の車両が展示されること。これは東急ファンとして行かねばなるまい、と腕を撫しておりましたが、行くことはできたものの会場到着は11時半、よって花上東武博物館名誉館長のトークは今年は聴けずorz
花上名誉館長のトークの内容は、diamond next様がまとめてくださっていますので、こちらをご覧ください。
森林公園駅を出て、えっちらおっちらと歩いていき、会場へ。
埼玉のB級グルメなどもあった物販スペースを過ぎると、いよいよ展示スペース。
こんな車両が展示されていました。

軌陸車
この車は、トラックとして道路上を走れるのは勿論、車輪を出して線路上も走ることができる軌陸両用車で、架線などの検査・工事に使うようです。
色が「TJライナー」の色だったのにはびっくり。
工事用車両をもうひとつ。
こちらは「マルチプル・タイタンパー」。何をする車両かというと、線路に敷いてある砂利を突き固め、軌道(道床)を安定させる工事を行う機械。当然のことながら、実際に稼働するのは電車が動かない夜間に限られますので、動いている姿を見るのは至難の業となります。もちろん、今回のように間近で見ることができる機会も、そうそうあるものではありません。

でかい
結構大柄な車両というのがお分かりいただけるのではないかと。
この車の先頭部に、懐かしい(?)ロゴがあるので接写してみました。

このロゴ、今でも使ってるのかな?
この「東武 東上線」のロゴですが、広報紙などで使われていたものです。最近のCI導入による「手裏剣マーク」導入に伴い、影が薄くなってしまったような…。
これだけ撮影して、車両展示区画へ。
途中には30000系の6連がいました。

ここで30000系を見るのは…。
鉄道趣味界をあっと驚かせた、30000系の東上線転属。現在稼働本数は4本だそうですが(1本整備中)、今後は東上線に集められてしまうのでしょうか。
それにしても、森林公園で30000系を見るのは、とてつもない違和感があります。
そしていよいよ!

来た!
車両の前には既に多数のギャラリーが(滝汗
以前の東京総合車両センターの公開イベントのときもそうですが、こういうイベント時の写真は、他人を入れずに撮るというのは至難の業なので、管理人は割り切って、あえて人影を入れて撮ることにしています。お見苦しい点は平にご容赦を。
まずは、管理人にとっての「本日の主役」、5050系4000番代。単独の写真と、8111Fとのツーショットを2点ノーキャプションで。


東武車と東急5050系が並ぶのは、来年から当たり前に見ることができるようになる光景ではありますが、それにしても8111Fと並ぶというのは、このイベントならではのサプライズだと思います。
こちらは8111Fのサイドビュー。美しいですね!

こんなに綺麗だったかな?
管理人は東武2000系(日比谷線直通用車両)がこの色で走っていたころを知っているのですが、当時はこんな綺麗な色ではなかったような…。それとも、管理人の記憶には「思い出補正」がかかっているのでしょうか。
写真の点数が多くなったので、後編に続きます。
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