東武の大師線を撮影した後は、亀有まで臨時バスで抜け、JRを乗り継いで川崎へ。
そして京急川崎駅で大師線の電車とご対面。
最初にご対面したのは1500形の1521Fでしたが、ヘッドマーク(HM)はというと…。
ね え よ
何と!
こちらもHMはありませんでした。
実は、東武の大師線を撮影している最中、親愛なる同好の方より「今年は京急の大師線にもHMは無い」という、非常にショッキングな情報をいただいていたのですが、それでも何かネタ運用があるのではないかと思い、京急川崎に足を運びました。
しかしというべきか、やはりというべきか、こちらにもHMが無いとは(´・ω・`)
気を取り直して、大師線で運用されている他の編成を撮影することにしました。
まずは600形の653F。
大師線に600形が入るのは珍しい
こちらは反対側先頭車。
行先表示は「京急川崎-小島新田」で固定
大師線には島式ホームの途中駅がないので誤乗の心配はありませんし、途中駅折り返しの列車もないのでこれでいいのでしょう。
以下は、本日大師線に入っていた他の2編成。今日の大師線は、4編成で回していたようです。
1517F
1525F
この1525Fのあとに、1521Fが来たことで、車両運用が一巡したことが分かったので撤収しました。
今年は600形が1本だけ入っていましたが、他は1500形で固められていました。もう1本くらい、「銀千」こと1000形ステンレス車あたりが入ってくれれば面白かったのですが(以前に『銀千』が大師線運用に入っているのに遭遇したことはある)。1500形も非VVVFのものは退役が進められているので、ことによると早晩、600形あるいは1000形で置き換えられてしまうかもしれません。
それにしても、東武だけでなく京急の大師線にもHMが無いとは、まさに「ブルータスお前もか」の心境です。昨年は東武がHM掲出を止めた一方で、京急は掲出を継続していました。ただ数種類あったデザインが2種類に減ったのは引っかかっていたのですが、まさか完全に取り止めるとは。合理化の一環なのか、「撮り鉄」が集まることによる「密」対策なのかは分かりませんが、趣味的には寂しいものです。
最後におまけ。
その1。撮り鉄に対し、「マナーを守ってくれ」と訴えるポスター。
「お願い」の掲示
しかし「撮影される方同士のトラブルに当社は責任を負えません」という文言、なかなかにエグいな…。読みようによっては「トラブルは容赦なく警察沙汰にするぞ」という意味にも取れなくもない。
(この内容に関するコメントはご遠慮願います)
その2。
真っ白な看板ですが、ここは以前サウナの看板でした。
まさかとは思うが
昨今は空前のサウナブームといわれていますが、その恩恵にあずかることのできる温浴施設ばかりではないようで、やはりコロナ禍によるお客の激減、あるいは緊急事態宣言に伴う営業時間の短縮などで収益が激減し、閉鎖を余儀なくされる施設もありました(BS朝日のサウナ探訪番組で、そのような施設を取り上げていたことがある)。もしかしてここも…と思ってしまいますが、この施設は管理人の記憶に間違いがなければ、川崎駅近くの賑やかなエリアに立地していたはずですから、集客には困らなかったはずですが。だから「広告宣伝費をカットした」結果かもしれませんし。
ともあれ、一刻も早い経済活動の回復を祈らずにはいられません。