今年の2月、日比谷線におけるホームドアの設置・稼働状況についてレポしたことがありますが、あれから5か月近く経過して、その後どれだけ進捗したのか見てまいりました。
今年の2月の記事はこちら↓
このとき稼働中だったのが、他社管理駅の北千住(東武)・中目黒(東急)と開業当初からホームドアが設置・稼働している虎ノ門ヒルズの3駅を除くと、上野・仲御徒町・秋葉原・広尾の4駅。
それが今回確認したところ、新たに神谷町・六本木の両駅でホームドアの稼働が開始していました。
そのほか、入谷駅でも筐体設置の準備がなされ(ホームに補強工事がなされている)、茅場町駅では筐体の設置がA・B線とも済みました。
入谷駅A線(北千住→中目黒)ホームからB線(中目黒→北千住)を望む
ホームの下部にご注目
ホームの下部に補強材が通されているのがお分かりいただけるでしょうか? これは言うまでもなく、ホームドアの筐体を支えることができるよう、補強工事を施しているものです。
A線ホーム突端にも、ホームドアの配電盤と思われるものが出現しました。
写真右側がそれ
以上は入谷駅ですが、茅場町駅は筐体設置が済んでおりました。
筐体は設置されたが稼働は未だ
筐体の設置は済んでいるものの、稼働はしていません。そのため、ホームドアの扉が開け放たれたままとなっています。
さて、現在(6月28日時点)の日比谷線におけるホームドアの設置・稼働状況をまとめると、以下のとおりとなります(他社管理駅の北千住・中目黒と、開業当初からホームドアが設置・稼働している虎ノ門ヒルズを除く)。
【稼働中】
上野、仲御徒町、秋葉原、神谷町、六本木、広尾
【設置済み未稼働】
茅場町
【筐体設置間近】
小伝馬町、入谷
【未設置】
南千住、三ノ輪、人形町、八丁堀、築地、東銀座、銀座、日比谷、霞ヶ関、恵比寿
(赤字は2月6日以降に状況が変わった駅)
神谷町・六本木両駅でホームドアの設置・稼働が済んだことで、神谷町-中目黒間では恵比寿駅だけが未設置駅として残ることになりました。
こんな写真を撮れるのも今のうち
もう一丁。こちらは「東京スカイツリー開業10周年」のヘッドマークつきです。
最初は何のことかわからなかった
正面に「10」としか書いてなかったので「あれは何だ?」と思ってしまいました(^_^;) しかしよく考えたら、10のアニバーサリーはスカイツリーしかありませんね。
5か月近くの間に、稼働駅は2、設置済み駅(未稼働)は1、それぞれ増えました。
確か東京メトロは、日比谷線におけるホームドアの設置を今年度中に完了させる計画だったようですが、果たして達成されるでしょうか。そして最後の設置駅がどこになるのか。この辺りも注目したいところです。
【おことわり】
当記事は06/28付の投稿とします。