都営バスで導入が進む、X代(平成24年度)車。
(都営バスの車号の規則性に関しましては、こちらのページをご覧ください)
既に以前の記事において、江戸川営業所のX代車について取り上げていますが、実はこの回の新車の話題は、エルガでは初めてとなるハイブリッド仕様の車両の導入でした。既に、南千住や品川などには導入されていたのですが、管理人はなかなか捕まえることができず。
しかし、昨日2月17日、「反96」で魚●(竹冠に監)坂下から乗車した際、この車に遭遇することができました。
この後の行程では品川駅で下車し、品川駅東口に向かう予定でしたが、撮影の時間を取るために終点の五反田駅まで乗車。そして駅前の歩道橋に上がり、撮影したのが冒頭の写真ということになります。
外観はほとんどほかのエルガと変わりませんが、「HYBRID」のロゴが目立ちますね。
まず正面のご尊顔↓

普通のエルガ
正面には「Hybrid」のロゴはないんですよね。しかし「あの」ブルーリボンシティとは異なり、おとなしめです。
リアもやはり、普通のエルガ↓

ド逆光失礼(^_^;)
こちらにもロゴはありませんね。
では、ほかのエルガと違うところはどこなのか。
車内は江戸川のV代と一緒だ…と思っていたらそれがなんとお立会い! リアにデーンと鎮座するこの箱は何だ?

非常口ドアの後ろの箱は?
この箱のせいで、リアの座席定員が2名減少しています。
恐らくですが、ここはハイブリッド走行のための、蓄電池の搭載スペースではないかと思います。
走行音ですが、やはり静かでしたね。流石にモーターだけで走るわけではないようで、エンジンの音もしていましたが。
思ったこと。
やはりバスは「乗ってナンボ」だと思いました。外から撮影するのもそれは大いに楽しみなのですが、乗ってみなければ内装の差異はわかりませんし、乗り心地も体感できません。
客室スペースが減るのは残念ですが、この「エルガ・ハイブリッド」、今後も増えるんでしょうか。
ちなみに、タイトルの元ネタはこちらです。最近の都バスは、営業所ごとではなく、投入年次ごとに車種が分類される傾向があります。事実、平成18(2006)年度(P代)は日産ディーゼルのスペースランナーでしたし、平成22(2010)・23(2011)年度(V・W代)は三菱のエアロスターでした。そこで今回のエルガはX代の車種ということになるのでしょうが、このあとの投入年次がまた開くことになる。そんなわけで「順番」としました。
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