既に速報版でご案内のとおり、管理人は東武南栗橋車両管理所で行われた公開イベント「東武ファンフェスタ」に参戦してまいりました。
今回は凄い人出で、南栗橋駅に10時前に到着したのですが、会場到着後も長蛇の列が伸びていて、そこの最後部につき、そこから入場するまで40分ほどかかりました。なぜこんなに人出が? と不思議だったのですが、後になって「鉄コレ」(Nゲージサイズの模型)に東武8000系が出ていたからだと判明。購入された方お疲れ様でした(^_^;)
敷地内に入ると、早速迎えてくれたのがこれ↓
可愛らしい入換動車
このアント、去年もこの場所にいたような気がしますが、こんなんで電車を引っ張れるんでしょうか(^_^;)
このような特殊車両は、こうしたイベントの会場でもなければ、なかなか間近に見ることができるものではありません。
こちらは軌道上の作業もできて道路も走れる、所謂「軌陸車」。同じような車両は森林公園イベントの際も見ましたが、こちらは白地にオレンジ+紺の「TJライナー」カラーの他に、白地に赤+黒の「りょうもう」カラーもいるのが異なります。
こちらは森林公園にもいた
この車、ナンバーが「川越」でしたから、東上線から持ってきたのですね。
こちらが伊勢崎線用と思われます↓
こちらはりょうもうカラー
管理人はこちらの方が格好いいと思うんですけどね(個人の感想です)。
2台の「軌陸車」の反対側に留置されていたのが、レール削正車。このような車両も、まず間近で見ることはありませんし、まして現実に稼働しているところは滅多に見ることができません。軌陸車も含めて、彼らが働くのは電車の動かない夜中ですからね。
実際にレール削正の実演もやっていた
レール削正の実演も行っていたのですが、時間の都合で見ることはできませんでしたorz
この手の車両基地公開イベントでは、工場の建屋の中に入れるのも大きな魅力。昨年に続いて、方向幕の表示体験とか(今年はLED表示だった)、台車やモーターなど鉄道車両の部品の展示とか、そういったものもあったのですが、これらについては昨年詳細にレポートしていますので、今回は庫内にいる車両の通常では見られない行先その他の表示、所謂「ネタ表示」を撮影することにしました。
まず、11657の「準急・南栗橋」。
この表示は近年まで当たり前に見られた
平成18(2006)年に無料優等列車が半蔵門線直通列車中心に建て替えられる前は、東武の本線系統では準急がメインでした。当時の準急は1時間に6本ありましたから、浅草~北千住間で1時間も待っていれば必ず遭遇できた表示です。
そしてこちらが、ドアの開閉操作体験コーナーに供された12263の表示。
ありそうでないような…。
上記平成18年の列車体系刷新の際、従前の「準急」は全て「区間急行」に改称されました。当初は区間急行もそれなりの本数あったのですが、今は朝晩にしか見なくなりました。
こちらは6050系。小さいですが「快速 たびじ」を掲出しています。
快速が白地に青文字なのにご注目あれ
「たびじ」も今は走らなくなりましたねえ…。
6050系も、完全新造車以外は足回りが来年50年を迎えますので、どこまで使うのか不透明です。
そして今回、11657Fが編成をバラされ、先頭車の11657は車体吊り上げデモンストレーションに供されていたようですが、反対側の16657はこんな表示を出しておりました↓
「普通 鬼怒川公園」って(^_^;)
鬼怒川線に10000系列が入線することは滅多にありませんが、一応表示は準備されているのですね。
しかし、本当に注目したいのは、正面窓に目を貼って擬人化しているのもそうですが、貫通扉に貼付されている内容。
曰く
「12月5日に新栃木まで試運転で走る」
とのこと。
こんなの告知してどうするんでしょうか(^_^;)
昨年にはここで、歴史に残る
「ボクチン10030系 しかもリニューアル」
なる張り紙がありましたからねえ…。
しかも当時展示されていた11632Fは、出場後短期間本線系統で使われた後、すぐに野田線へトレードされました(^_^;)
こちらが昨年の写真(以前の記事から転載)
こういう「車両の擬人化」というのは、南栗橋のお約束になったんですかね(^_^;)
この後庫内を出て、撮影会会場に向かいます。
◇関連記事
№2379.南栗橋の熱い風2012~東武ファンフェスタ参戦記④
№2380.南栗橋の熱い風2012~東武ファンフェスタ参戦記⑤
(いずれも、庫内の様子をレポートしています)
※当記事は12/01付の投稿とします。