21日のダイヤ改正が間近に迫っていますが、管理人が個人的に注目しているのは梶が谷駅。
というのは、今回のダイヤ改正で、日中を中心に渋谷発着の各駅停車が増発されるのですが、これら渋谷発着列車が折り返しをどうするのかに関心を持ったからです。折り返しは勿論渋谷駅でも出来ますが、時刻表を見たら渋谷駅でのインターバルは17分。田園都市線/半蔵門線の渋谷駅を一度でも利用したことがある方ならお分かりかと思いますが、1面2線の駅で17分も列車を留置させられるだけの余裕はありません。
とすると、考えられるのは半蔵門駅での折り返しですが、これは他社のエリア内に入ってしまうため、他社に負担をかけることは現実的ではありませんから、この案はなし。
ではどうするのか?
管理人は「東急時刻表」を見ていたとき、インターバルが17分ではなく47分であったことに気付きました(運行番号を見れば分かる)。だとするとやはり、東急側の駅までいったん引き揚げるのではないか?と。
そして、その「いったん引き揚げる駅」というのが、梶が谷駅ではないか、とにらんだわけでして。
…ずいぶん前置きが長くなってしまいましたね(^_^;)
梶が谷駅は田園都市線が大井町側とつながっていたころからの運転上の拠点駅で、かつては同駅折り返し列車もありました。そのため、ここには折り返し線があります。
現在の梶が谷駅。
大井町線急行運転に伴い、山側に留置線を建設した関係で上りの4番線が潰され、ホームには柵ができています。
また、ホーム上屋も帆船の帆のような布(?)が張られており、鉄製の屋根よりも軽快な感じになり、明るさが増しています。
現在の梶が谷駅
では、折り返し線を見てみましょう。
問題は、折り返し線に10連を収容できるだけの有効長があるかどうか。
そう思って下りの列車を見ていたのですが…。
有効長は足りそうだ
↑の写真の先頭車の位置が、ちょうど折り返し線の駅側の突端の位置ですから、有効長はなんとかなりそうです。
ただ問題があるのは、渋谷と梶が谷の間の距離が長いこと。これだけの距離を回送で往復しますかね?
最後に今回のおまけ。梶が谷駅の保線用車両。
ホームが削られて一部が仮設になっているのはなぜ?
管理人は、下り線のホームの様子の方が気になりました。ホームを削るというのは、分岐器の新設、ないし移設でしょうか。
ダイヤ改正以降、本当に梶が谷で折返しを行うのか。どうなるのか楽しみですね。答えは21日に出ることになります。
※ 当記事は06/19付の投稿とします。
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2818.【渋谷折り返し列車の】梶が谷駅に注目せよ【回送先?】
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