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2994.「最後の日」を静かに待つH代車

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都営バスの「臨海車庫」。
JR京葉線の葛西臨海公園からでも徒歩圏内の場所にあります。

ここの所属車両で、冨士重工製ボディを架装したH代の車がいたのですが(都営バスの『代』に関しては、こちらのページをご参照願います)、以前の記事で「退役後臨海車庫の奥に押し込まれている」ことをお伝えした時点から、状況が変わっていないかと思い、昨日見て参りました。


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相変わらず押し込まれている?(写真の中央・庇の右下あたり)

画質が粗いことはご容赦を。
除籍になったのは昨年9月なのですが、まだ残っていたとは。

これら冨士重工ボディ架装車とは別に、他のH代車もナンバープレートを外されて留置されています。除籍されたことは間違いないですが、他所での再起はあるのでしょうか。


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H代車が4台 真ん中の2台は幕も抜かれている

LED車だとそれほどでもないですが、幕車だと退役・除籍の際には幕が抜かれてしまいますので、見て一目で分かってしまいますね。こういう姿、何度見ても物悲しいものです。
年度末に向かって、H代の淘汰は進むのでしょう。H代の淘汰の完成は、都営バスに残る「幕車」の全滅とイコールでもあり、確実に一時代の区切りとなります。
一昨年の一般路線車全面ノンステ化から、もうすぐ2年。今後は「最後の幕車」に注目が集まりそうです。

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