写真は九州新幹線の新八代駅です。この駅には5年前の5月に訪れたことがありますが(当時の記事は こちら
)、全線開業後はもちろん初訪問です。
今回、3月23日から25日までの3日間、管理人は九州に遠征しました。消え行く「ジャンボ」ボーイング747-400に搭乗するという目的もありましたが、同時に九州新幹線の未乗区間を制覇しようという目論見もありました。
できれば鹿児島中央まで行きたかったのですが、旅程の都合上新八代まで行くことにし、往路は熊本まで乗車、その後新八代まで在来線で移動、新八代から帰るという行程にしました。
しかし、お目当てのジャンボは機材変更で乗れずorzorz やはり、ジャンボの立ち位置がいやおうなしに微妙になっていることを思い知らされます。
というわけで、羽田からは代わりのボーイング777-200に乗り、福岡に到着。そして14時過ぎに博多駅に入り、コインロッカーに荷物を預け、熊本までの「2枚きっぷ」を買い求めました。
新幹線ホームに上がると、出迎えてくれたのは800系。正面の表情と側面のロゴをノーキャプションでどうぞ。
九州新幹線全線開業後は、充当列車が「つばめ」だけでなくなったせいか、ロゴが変わってしまいましたね。
以前の写真と比較しようと思ったら、正面の写真がなかったのでやめましたorz
しかし、実際に管理人が乗ったのはN700系による「さくら555号」。なぜかというと、N700系には窓側の席にコンセントがあるから。これで機器の充電をしました。800系だと車端にしかないので、N700系の方がありがたいんですよね。
実に快適な乗り心地で、あっという間に熊本着。
なぜ熊本で降りることにしていたかといえば、駅前で路面電車やバスを撮影したかったから。しかし、この日は雨の降る悪天候で光線状態も芳しくなく、計画は取りやめ。
仕方ないので駅の構内で車両を撮りました。
まずはキハ31。こう見えても一応「国鉄型」です。
そして国鉄時代から活躍が続く、キハ47とキハ40の2連。
内装は、国鉄時代と大差がないですね。
国鉄時代に比べ、クロスシートは縮小されています。
感心したのが、車内が綺麗なこと。高校時代に南九州のローカル線を乗り歩いたときは、キハ47のボックス席から埃が立ったほどでしたが、今は全くそのようなことはありません。
そして、管理人の乗った八代行きの電車は815系。
内装はロングシートなのですが、座面が独立したもので、しかも運転台やトイレも独立した区画となっていて、かなり強烈な印象です。
この列車はワンマン列車でしたが、車内での運賃収受は行わない、東急池上線や近鉄生駒線などと同じ方式でした。
そして新八代駅に到着。
この駅は、下り線ホームの反対側に在来線の連絡線が設けられていたのですが、その様子は…。
この線路、軌間の違う路線も自由に往来できる、フリーゲージトレインの実験線として、その車両の出し入れに使う目的があるようです。
そして管理人は、16時50分発の「さくら564号」に一駅だけ乗車、熊本へ到着したことで、新幹線の全線完乗のタイトルを奪還しました!
感想。
車窓はあまり見えなかったので、その他の印象を。
率直に言って、「駅多すぎだろ」と思います。新幹線開業前の「つばめ」は、博多-熊本間の停車駅は鳥栖・久留米・大牟田だけだったのですが、新幹線は新鳥栖・久留米・筑後船小屋・新大牟田・新玉名と2駅も多くなっています。これは新幹線の速達性とは矛盾するのではないかと思いました。しかし、駅の決定には政治的経緯がつき物なので、あまりよそ者が偉そうには言えませんが。
その後、管理人は熊本駅構内のカフェで「太平燕」なる料理を食べ、「つばめ358号」で博多へ帰りました。
博多駅では「駅撮り」を行ったのですが、その成果は改めて。
※ 当記事は04/04付の投稿とします。