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2127.輝きを失った「鉄路の星」@山陽新幹線博多駅

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「つばめ」で博多に帰還した後は、博多駅で新幹線の「駅撮り」を敢行しました。


まずは、「さくら」充当中のN700系8000番代。正面と車号をノーキャプションで。



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いかがでしょうか。

赤い「JR」が所属を誇示している感じですね。

ちなみに、この型のN700は7000番代がJR西日本、8000番代がJR九州の所属となっています。


そして九州新幹線のスター、N700系「みずほ」。

この列車は、九州新幹線最速となっていて、新大阪~鹿児島中央を3時間台で結ぶ速達列車。山陽新幹線内では、「のぞみ」と同じ扱いになっています(『さくら』は『ひかり』レベル)。

こちらは正面と、「みずほ」の側面表示をどうぞ。



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側面表示、オレンジ色なんですよ。「のぞみ」の黄色とは違うんですが、写真に撮るとあまり差がないように見えますね。


その「みずほ」、700系の「ひかりレールスター」と並んだツーショットを見せてくれました。



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やはりかっこいい


前後しますが、8両の短編成にされ「こだま」に使用されている500系も姿を現してくれました。



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やはり500系が一番かっこいい


速く走ることだけを追求した、戦闘機のような先頭形状。これこそが500系の「かっこよさ」の源だと思います。


500系も東京直通の「のぞみ」運用を失い、700系も「ひかりレールスター」として運用されるのは博多を早朝に発車する1本だけになってしまいました。こちらはちょっと輝きが薄れている観もあります(以下単に700系というときは、JR西日本所属の8連E編成をいうものとします)。



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先頭形状にも疲れが見えるのは気のせいか


特徴ある側面のロゴ↓



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こちらは変わっていない


ところで、こちらの700系は「こだま」運用がメインとなったためか、3号車の喫煙車が禁煙車に変更され(したがって列車内での喫煙は一切不可となった)、8号車にあったコンパートメントが売られなくなりました。

しかし、博多南行きの列車では、どっこいこの区画も開放されて乗客が乗車することもできるようになっています。それにしても、10数分の乗車時間で区分室を使えるとは、博多南線は世界一贅沢な通勤路線かもしれませんね。



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区分室 左端に乗客の姿があるのがお分かりいただけるだろうか


先に記した、700系車両の取り扱いについて、駅に掲示がありました↓



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700系は事実上「こだま」専従になった


登場当時は「ひかりレールスター」として颯爽と登場、「のぞみ」にはないゆとりを売りに乗客を集めた700系ですが、九州新幹線開業と「こだま」格下げに、往年の輝きはすっかり失われてしまったようです。それもさびしいことですが、登場から10年以上が経過し、九州新幹線開業で事情が異なってしまいましたから、それは仕方がありませんが。


これだけ撮影して撤収。博多駅そばのホテルに入りました。


※ 当記事は04/04付の投稿とします。



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