Quantcast
Channel: さすらい館
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4315

3078.桜咲く駅物語・アナザーストーリー

$
0
0

以前、「桜咲く駅物語」なるタイトルの記事をアップしたことがありますが(こちら)、今回は小田急でもいきものがかりでもなく、京王井の頭線の話題です。井の頭線はもともとは小田急系の「帝都電鉄」が建設・運営した路線で、その後小田急に合併され「小田急帝都線」となっていますから、以前の記事と関連性があるといえばいえるかも(^_^;)

…それはさておき。

井の頭線の「春の風物詩」といえば、急行列車の井の頭公園駅への臨時停車です。井の頭線沿線随一の桜の名所、井の頭公園への花見客のアクセスのため、桜のシーズンの土休日には井の頭公園へ臨時停車するものです。

井の頭公園臨時停車の急行はこちら↓


150329_151523.jpg
正面は普通の、いつもの急行ですが…

側面を見ると、このような表示が順に繰り返されます。


150329_151504_ed.jpg
これは当たり前

これが、こうなります↓


150329_151500_ed.jpg
21番編成以降の後期型に表示される

この表示がされるのは、1000系の中でも21番編成以降の所謂「後期型」だけなのですね。初期型はこのような表示はされません。恐らく、プログラムが異なるのでしょう。
なお、永福町で急行を待避する各駅停車も、「永福町で急行の待ち合わせ」なる表示を出すことがあります。

そして今回のハイライトはこちら!


150329_151456_ed.jpg
これは凄い!

これは1000系後期型だからこそできる芸当ではないでしょうか。
京王線では、特急・準特急が東府中や飛田給に臨時停車することがありますが、そのときにはこのような表示しましたっけかね? 今度9030系で確かめてみようと思います。

おまけ。
今から5年前に撮影した、桜並木の横を走る1000系(後期型)と3000系。当時は、3000系も最後の2編成(第28・29編成)だけが健在で、最後の活躍を続けていたものです。3000系にとっては、このときが最後の井の頭線沿線の桜との邂逅になりました。
以下、2点の写真をあえてノーキャプションで。


100403_162555_ed.jpg


100403_162621_ed.jpg

(上記2点の写真はいずれも以前の記事からの転載)

たった5年前なのに、3000系が活躍していた当時が遠い昔のようです。

◇関連記事
№1307.チェリーブラッサム(3000系惜別編) 
№1308.チェリーブラッサム(1000系編)
№1570.桜咲く駅物語 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 4315

Trending Articles