いずみ野線の特急のネタを忘れていました(汗
5月6日の相鉄乗り歩きの記事。
もはや時系列的には滅茶苦茶になってしまいましたが、この日はまず、横浜駅からいずみ野線特急で湘南台を目指しました。
相鉄横浜駅の正面改札口。既に東急渋谷駅では失われてしまった、自動改札機が1列に並ぶ光景に懐かしさを覚えました。
終端駅らしい自動改札機の列
東急渋谷はもはや、中間駅になってしまいました。
乗る列車は、13時41分発特急湘南台行き。
特急の案内表示が誇らしい
この時間帯は、横浜駅には「急行」は来ません。しかしそれも、もうすぐ変わります。そのお話は後ほど。
ホームの頭端部分のショット。阪急梅田駅の3分の1の規模ですが…。
何度も言うが西鉄福岡に似ている
何度も言いますけど、相鉄横浜駅は西鉄福岡駅にそっくりなんですよね。最近は両者の電車のカラーリングも似通ってきましたから尚更です。
そしてお目当ての特急湘南台行きはこちら↓
8000系の10連
後ろから3両目に席を占め、発車します。乗車率は、座席が埋まるくらいの乗りでした。
発車すると東海道線と並走し、西横浜で大きく右にカーブして東海道線と離れます。その後、星川・西谷といった工事区間ではややスピードが落ちますが、11分で二俣川へ到着。
二俣川へ着くと、座席に座っていた乗客の大半が一斉に席を立ち、反対側の海老名方面の電車に乗り換え。いずみ野線方面へ向かう乗客は、管理人の乗車車両では管理人を含めて3人くらいしかいませんでした。
二俣川駅発車直後の車内の様子↓
殆ど人がいない!
結局、その少ない乗客もいずみ野で半数が下車、湘南台へ24分で到着しました。
昨年のGWも、最終日に相鉄特急に乗りに来たものですが、その時いずみ野線特急に乗ったら、やはり二俣川発車後1両あたり数人になってしまったのが印象に残っています。今回はその時よりもっと乗客が少なかったような。
管理人は、かつての京王相模原線の特急を思い出してしまいました。勿論現行の相模原線特急ではなく、平成4(1992)~13(2001)年まで走っていた、相模原線内の停車駅が京王多摩センターのみの列車の方です。あれも相模原線内の停車駅が少な過ぎたのと、新宿-調布間で高尾山口発着の急行に頭を押さえられて思うようにスピードが出ず、結局乗車率が振るわず廃止されています。管理人は、いずみ野線特急はいずみ野-湘南台間各駅停車でもいいのでは…と思ってしまいました。それで各停をいずみ野折り返しにすれば、列車キロも削減できるはずなのですが、やはり「対湘南台の速達」を重視した結果なのでしょう。
相鉄もこのような事態を拱手傍観しているわけにもいかなかったようで、来る5月31日に実施されるダイヤ改正では、いずみ野線特急は現行の1時間当たり2本が1時間当たり1本に減らされ、1本は快速に建て替えられるとのことです。それとは別に、本線に日中の急行が復活することも決定しています(1時間当たり3本)。
やはり、そもそも利用が少なければ、いずみ野線内を各駅停車で走る快速の方がいいのだろうと思います(ダイヤ改正の概要は こちら。PDFファイルです)。
昨年華々しく登場した「特急」ですが、早くも曲がり角を迎えているようです。速達性と途中駅の利便性は、往々にして相反しますから、それは已むを得ないんですが…。
◇関連記事
№2781.1 2 3 特急の歴史が始まる 【前編】
↧
3135.僕たちは 今 見直すべきなんだ~岐路に立ついずみ野線特急
↧