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3170.「日比谷線車両の技術変遷展」を見る

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東京メトロ東西線、葛西駅の高架下にある「地下鉄博物館」。
ここで、今月16日から8月2日まで、「日比谷線車両の技術変遷展」が開催されています。
管理人にとっては、幼少時の病院通い、学生~社会人から今に至るまで、最もお世話になっている地下鉄の路線が日比谷線ということもあり、日比谷線には特別な思い入れを持ってきました。
そこで、今日は都営バス乗り歩きの合間に、地下鉄博物館を訪問した次第。

展示スペースは、館内に入ってUターンした場所にあり、そこにはこんな掲示物がありました。


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ラインカラーでまとめられたデザイン

展示物の詳細を記してしまうと、ネタバレになってしまうので止めますが、昭和36(1961)年の第一期開業(南千住~仲御徒町)時に登場した3000系や、その後昭和63(1988)年に登場した03系について、技術的な解説がなされていました。↑のパネルには03系と3000系が並んでいますが、両者の30年近い時間の隔たりを見るような気がします。管理人としては、ここには完成予想図でいいから13000系を登場させてほしかった気もしますが、それは贅沢というものでしょう。

専門的な技術が分かりやすく解説されていて、それにまつわるクイズがあったのも目を引きました。クイズといっても三択ですが、所謂「引っかけ」の選択肢が面白いんですよね。3000系の車体の材料は?という問いに対する答えは「ステンレス」「アルミ」「シルバー」のうちどれかとか、03系の車体の材料は?という問いに対する答えは「ステンレス」「アルミ」「プラチナ」のうちどれかとか。

あのなー、シルバー(銀)やプラチナで電車の車体作ったら、いくらかかると思うのよ(^_^;)

それをおくとしても、プラチナは産出量が僅少ですから、そもそも鉄道車両を作ることができるだけの量のプラチナを集められるとは思いませんが。
…と、ネタにマジレスは野暮ですね、はい。

ご興味のある方は是非どうぞ。勿論管理人は地下鉄博物館から1円も貰っていませんが。

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