既に以前の記事でご案内のとおり、管理人は10月31日・11月1日の2日間を利用し、北陸新幹線の初乗りと富山地方鉄道(地鉄)訪問をして参りました。
以前、長野からE7系に乗ったとき、「グリーン車やグランクラスは金沢開業後に」と言っていたのですが、これまでなかなか機会がなく、延ばし延ばしになっていたものですが、ようやく出かけることができました。日付に注目していただければ、なぜ管理人がこの日に出かけたのかは、恐らくお分かりいただけるかと。ってか以前の記事でご案内してますけどね。
…それはさておき。
往路は東京→金沢を「かがやき」のグランクラス、復路は糸魚川→東京を「はくたか」のグリーン車に乗り、昨年乗った普通車と合わせて、E7系の全クラスの乗り心地を実感しようという意図もありました。
という訳で東京駅。
「かがやき」の字が!
もう開業して半年以上経過していますが、未だにここに「かがやき 金沢」の表示が出るのには慣れません。
「かがやき507号」は、東京に9時20分に到着する「はくたか552号」の折り返しとなります。
そして気になる使用車両は…。
W7系第1編成キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
W7系はE7系とほとんど同じで、違いは車内放送の音楽と車号くらい。
今日は輝いて見えます(^^
そしてこちらが、W7系のロゴ。「West」Japanとちゃんと描かれています(分かるかな?)
ロゴは同じだが「East」が「West」かで違う
車内整備が終わり、9時25分ころ、ドアが開いて乗りこむことができました。
今回はこちら↓
グランクラス!
はい、奮発しました。
以前の記事で管理人は「グランクラスに乗るなら『かがやき』よりも『はくたか』の方がいい」と申しておりましたが、いざ現実に乗るとなると、あまりちょこまかと停車する列車よりも、たとえ所要時間が短くとも停車駅の少ない列車の方が優越感に浸れるのではないかと思い、思い直して「かがやき」をチョイスしました。本当は往路をグリーン車にして、帰りを「はくたか」のグランクラスにするかかなり迷いましたけどね。
9時32分に出発。秋葉原を過ぎると地下に潜って上野。上野でいくばくかの乗客を拾い、西日暮里あたりで地上に出ると、あとは尾久の車両基地などを見下ろしながら走ります。そして赤羽を過ぎると埼京線の電車と並走。このあたりは東日本の新幹線の「助走」ともいえる部分ですが、旅に出るときはなんとなく特別な気分になるものです。まして今回はグランクラス。以前の「はやぶさ」のときのように「ついカッとなって」ではないので、余計に優雅な気分に浸りました。
大宮で全てのグランクラスの席が埋まり、次の停車駅は長野。管理人は、このあたりでサービスの軽食とビール(ヱビス!)でいい気分になってしまい、高崎から長野までは寝てしまいました(^^;
長野から先は、新規開業区間なので目を凝らしていなくてはいけません。しかも次の停車駅は富山。
紅葉が進む山々を眺めて飯山と上越妙高を通過、日本海が間近に見えてくると糸魚川。糸魚川駅は「海に最も近い新幹線駅」として売り出していますが、その近さは伊達ではありません。糸魚川から内陸に入り、北陸自動車道と並行して地鉄と交差するあたりに黒部宇奈月温泉がありますが、そこも高速で通過。
そして市街地の眺めになってくると、富山到着。時刻は11時46分、長野発車後僅か50分という速さです。新幹線開業以前は、上越新幹線と在来線特急「はくたか」の乗り継ぎで3時間以上かかっていましたので、所要時間は3分の2になったことになります。
高岡の市街地を遠巻きに眺めて新高岡を通過すれば、終点金沢はもはや指呼の間。富山発車の19分後、12時06分に金沢へ。
在来線特急時代の半分以下の時間!
所要僅か2時間34分。在来線時代は特急「白山」の所要時間が6時間台前半でしたから、当時の半分以下という大幅な時間短縮。上越新幹線~在来線「はくたか」でも3時間台後半ですから、そこからでもかなりの時間短縮となります。しかも乗り換えもなくなりっていますし。だから何となく、時間の感覚がおかしくなりました。
金沢駅は新幹線を迎え入れるべく大改良が施され、駅前も整備されました。以下2点の写真をノーキャプションで。
いかがでしょうか。特に2枚目の写真の「門」、これはかなり人目を引いていたようで、ここで記念写真を撮影する人たちが引きも切りませんでした。
写真の点数が多くなりましたので、記事を2つに分けて、次の記事ではグランクラスのサービスを取り上げます。
というわけで → 後編へ続く
※ 当記事は11/04付での投稿とします。