その1の続き。
こういう車両基地公開の醍醐味は、普段は間近で見ることができない、様々な工事用・保守用の車両を見ることができること。
順にアップして参りましょう。
何の作業車だったっけ(^_^;)
車両のサイズが大江戸線規格だったので、珍しさにシャッターを切ったのですが、何の車両かは確かめるのを忘れてしまいましたorz
こちらは高所作業車。
上の櫓が昇降する
昨年の志村のときは、昇降する櫓に乗る体験をお子さんにさせていたようですが、今回はやらなかったみたいです。
こちらは軌道検測車。
他事業者に比べると随分小ぶり
東急の「TOQ-i」(トークアイ)とか、近鉄の「はかるくん」などに比べると、随分体躯が小ぶりですね。東急や近鉄は営業用一般車くらいの大きさですから。
やはりこういう車両は、お子さんの興味を引くのか、子供づれが引きも切りませんでした。
そしてこちらが、構内で車両を移動させるための入換動車。
こちらもメカニカル
この車で車両を動かしているわけです。
ちなみに、よく↑の写真をご覧いただくとお分かりになると思いますが、ここは線路の周囲が掘り下げられています。理由は勿論、検査など作業をやりやすくするため。
ここからは建屋内の写真になりますが、建屋は志村よりは小さかったように思います。インバーター車だけになって効率化が図られたからなのか、それとも外注に出しているからなのか(京急の久里浜)。
また、建屋内ではドア開閉体験など、参加型のアトラクションもありました。そういうのはお子様限定なので、管理人のような「大きなお友達」は蚊帳の外ですが。
こちらは、都営浅草線用5300形の主電動機と、大江戸線用12-000形のリニアモーター。2点の写真をノーキャプションでどうぞ。
1枚目が、私たちのイメージする「鉄道車両の主電動機」ですが、2枚目はどう見ても鉄道車両のそれではないような。これは、この扁平な部分に電流を流して磁界を作り、それを地上側のリアクションプレートの中にある永久磁石と反応させて運動エネルギーを得るというものなので、回転する部分が全くないんですね。だからあそこまでの低床化が可能だったわけです。
そしてこちらが、わかりにくいかもですがパンタグラフ。
浅草線と大江戸線では全然大きさが違います
それも当然の話で、大江戸線の場合は架線を高く取る必要がないので、パンタグラフを小さくしてもいいということなのですね。で、浅草線はその逆。
これだけ見回して撤収しました。
感想。
前回志村を訪れたときにも感じましたが、鉄道愛好家よりも家族連れをターゲットにしていることがはっきりと分かりました。さりとて愛好家を排除している訳ではないというのも、この辺の匙加減が絶妙だと思います。
今回イベントを企画・運営してくださった東京都交通局の皆さん、ありがとうございました! その割には、管理人は自宅から東急バスで往復し、東京都交通局には一銭もお金を落としていません(滝汗)。そのことは謹んで懺悔させて頂きますw
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