西鉄福岡駅を取り上げた「天神レジェンド」。
その1では車両を主に取り上げました。
その2では、駅の表示物などを取り上げていきます。
まずは停車駅案内。
列車種別はシンプル
西鉄は普通(各駅停車)・急行・特急の3種類しかなく、至ってシンプルです。
逆に最近複雑になりつつあるのが京王…(^_^;)
こちらは時刻表。列車種別ごとに書き分けられていますが、この発想は近鉄と同じです。
種別ごとの表示
これは正直なところ、一長一短あるように思います。関東私鉄で列車種別別の時刻表を採用しているところはなかったような。
こちらは正面改札上の発車案内。1~3番線までありますが、発車順ではなく各番線ごとの列車の発車時刻を表示しています。
非常に見やすい
これは非常によくできています。ただ発車順ではなく番線ごとというのは、発車順に慣れた者からすると、ちょっとどうなんだろうと思ってしまいます。あるいは、西鉄の場合、特急・急行・普通の乗客がかぶらないのかもしれないので、この方がいいということもあるのでしょう。先ほどの近鉄式の時刻表も、こういった「各種別の乗客がかぶらない」からこそ、こういう書式の方が適しているわけで。
以下、それぞれの発車案内を1番線から3番線まで、ノーキャプションでご覧いただきましょう。なお、2番線(2のりば)の写真で2行目がブラックアウトしているのは、列車の発車直後で表示が切り替わる瞬間だったからです。
最後に。この駅で見つけた面白い案内表示をご紹介します。
西鉄福岡駅では、ホームの天井部分に細長い灯具があるのですが、そこが扉位置の案内にも活用されているのです。
電車の上部にある灯具(前の記事から再掲)
で、この部分にどんな表示があるかというと…。
分かります?
緑の表示が「3ドア」で、右側には紺色の「4ドア」の表示があります。
別の場所ですが、接写したのがこちら↓
全部揃っている
こちらには2・3・4と全部揃っています。
西鉄の場合、2扉車は現在8000形の「旅人」「水都」の2編成だけで、あとは全て3扉車か4扉車になっています。
西鉄の通勤車は5000形が3扉、その後の6000・6050形がラッシュ対策で4扉、さらに7000・7050形が4扉を継承したのですが、最新の9000形ではまた3扉に戻っています。これはラッシュが緩和されてきたということか、座席定員確保のためなのでしょうか。今回9000形に出会う機会がなかったのは残念ですが、また機会があるでしょう。そのときを楽しみに待ちたいと思います。
最後に。
今回のタイトルは、ご当地アイドル・HKT48の公演の名称「博多レジェンド」をもじりました。
【追記】
WBC、日本は米国に残念ながら敗退してしまいました。
結果は残念ですが、勝負は時の運ですし、一生懸命やった結果ですから、仕方ありません。
日本代表の皆さん、お疲れさまでした。