12月10日の渋谷周辺探索の続きです。
かつての高架線の跡を、旧並木橋駅跡地のあたりまでたどってみました。
その途中に残っていた高架橋の柱。
まだ残っていた
これもいずれ取り除かれるのでしょう。
こちらは、旧並木橋駅の跡地のあたり。完全に跡形がなくなっています。
細長く、かつ曲がりくねった土地ですが、ここも何か建物が建つのでしょうか。それとも公園などになるのか?
ここは整地されてしまった
そして、↑の写真のそばにある(あった)、旧並木橋駅付近の都道を跨ぐあたりの「門柱」。
この日見てみると…。
完全にカバーがかけられている
反対の代官山寄りの「門柱」も見てみます。
こちらも!
こちらにもカバーがかけられました。
2か月前、10月はこんな状況だったのですよ。上部にネットのようなものはかけられていましたが、取り壊しに着手される雰囲気など微塵もありませんでした。1枚目が渋谷寄り、2枚目が代官山寄りです。いずれもノーキャプションで。
(いずれも以前の記事から転載)
いよいよ、というか今度こそ、この「門柱」が壊されるということなのでしょうか。いずれ取り壊されることは確実と思っていましたし、むしろ遅すぎる感もありますが、やっとか、という感じがします。この「門柱」が取り壊されてしまうと、ここに東横線の高架橋があったという「遺構」が殆どなくなってしまいます。
このあとは高架橋跡から離れ、都営バス渋谷車庫そばの急カーブ部分を見に行きます。
このあたりにはホテルが建設されるという計画があるのを知り、管理人は仰天したものですが、果たしてその工事の進捗状況はどうなのか。
現場に着いてみますと、こんな感じになっていました↓
もう姿を現した
高さから言って、4~5階建てくらいと思われます。
こちらも、以前(2か月前)はこのとおり↓
まだ影も形もなかった(以前の記事から転載)
ここのホテルがどんな形で落成するのか、東急系が運営するホテルになるのか、完成が楽しみになりました。多分用地の関係で東急系が運営することになるのは確実でしょうけど。
このシリーズ、以前から不定期にアップして参りましたが、今回、並木橋の都道を跨いでいた部分で最後まで残っていた高架橋の柱、つまりあの「門柱」に、遂に全面的にカバーがかけられ、今度こそ解体・撤去工事に着手したと思われることで、このシリーズも大きな節目を迎えたように思われます。あれが取り除かれれば、東横線の高架橋の遺構はほぼなくなります。
そして、用地が完全に転用された暁には、このシリーズが終了することになるのでしょう。そのときまで見届けたいと思います。