井の頭線が一部運休する。
この情報は既に京王の公式ホームページにおいて、昨年12月のうちに告知されていたようですが(該当ページはこちら)、管理人は恥ずかしながら抜かっておりました(^_^;) ってか今年に入ってから、京王の路線への初乗車は19日の新宿→京王多摩センターだったので、あまり偉そうなことは言えません。
この告知によると、渋谷-下北沢-明大前間を運休し、明大前-永福町-吉祥寺間で折り返し運転を行うということだったのですが、それを可能にする明大前駅の折返し線を見てきました。
まずは井の頭線下りホーム(3番線)から。
折返しには渋谷方面ホーム(4番線)を使う?
この配線だと、折り返しには4番ホームを使うことになりそうです。
こちらは上りホーム4番線から、渡り線を望んだもの。
出発信号がある
ここで折り返すということになると、明大前-吉祥寺間の列車本数もかなり減ることになると思われます。
こちらは、駅の外、甲州街道の陸橋上から渡り線を撮影したもの。
かなりゆったりした番数
この角度で見ると、分岐の角度がよくわかります。分岐の角度、かなりゆったりした番数(※)となっていますが、速度制限を最小限に抑えるという意図があるんでしょうか。以前新代田駅の渋谷方にあった渡り線は、もっと番数が小さかったような。
※ 分岐器の番数…分岐線が本線と1m離れるのに必要な本線の長さをメートル単位で表した数値。例えば片開き分岐器の場合、分岐点(理論交点と呼ぶ)から基準線を分岐器後端方面に12m進んだときに分岐線と1mの開きがあった場合、この分岐器は12番分岐器と称する。
(wikiより)
以前は新代田駅の渋谷方に片渡り線があったのですが、撤去されてしまいました。この渡り線が生きていれば、運休区間が渋谷-新代田間のみになったと思われるのですが…。
かつてはここに渡り線があった
↑の写真だと架線柱のあたりにありました。
井の頭線の運休は、2月18日の初電から午前11時ころまで、第2回として5月中旬にも同様に行われるようですが、代行バスの輸送がどうなるのでしょうか。運休区間の駅はいずれも駅前の道幅が狭く、バスが乗り入れることは困難と思われますが、そこをどうするのでしょうか。当日、もし可能であれば様子を見てみたいと思います。