京王のダイヤ改正ネタで中断してしまいましたが、改めて1.19の小田急ネタ「ダイヤ改正と共に去りぬ」シリーズをお送りいたします。今回と次回は、特急停車駅でなくなる向ヶ丘遊園・新松田の両駅からなくなるもの。
というわけで、今回は向ヶ丘遊園駅から(確実に)なくなるであろうものについて取り上げます。
なくなるものといえば、ホーム上にある特急券の自動券売機。まずは向ヶ丘遊園駅の下りホームにあるもの。
朝しか停車しない
この駅に停車する特急ロマンスカーは、平日・土休日とも1日下り2本、上りは平日4本、土休日3本。それも下りは早朝のみ、上りは朝と夜だけです。
こちらは下りロマンスカーの時刻表。
早朝の2本だけ
駅名と同名の遊園地がなくなり、跡地の一部にできた藤子不二雄ミュージアムのアクセスもこの駅でなくてもよくなったということで、特急ロマンスカーがこの駅に停車する必然性が薄れた結果でしょう。小田原・箱根方面へのお客は、新百合ヶ丘から乗ってくれ、ということにも取れます。
こちらは下りホームの乗車位置案内。
LSEとMSE/EXE6が描かれている
これもダイヤ改正後、すぐに消されてしまうことでしょう。
こちらは「さがみ90号」乗車後に撮影した上りホームの特急券券売機。
上り列車は少し停車列車が多い
時刻表はこちら。
上りは朝にも停車列車がある
朝の上り列車は、新宿への用務・ビジネスの需要を見込んでいるのでしょうが(通勤だと時間が遅い)、通勤であればこの駅始発の電車もあるので、着席需要はそちらで…ということなのでしょうか。平日朝の停車列車は、ラッシュ時間帯終了後ですし。
ダイヤ改正後、特急ロマンスカーの川崎市内の停車駅は新百合ヶ丘に一本化されますが、それも現実の需要を見据えた結果なのでしょう。ロマンスカーの利用区間としては、対新宿だと短すぎるというのもあると思われます。
次回は、新松田駅を取り上げます。
※ 当記事は01/26付の投稿とします。