残暑厳しいですね。皆様夏バテと熱中症には十分にご注意を。
本日、非常に厳しい残暑だったのですが、そんな中で執り行われた、東京総合車両センター(旧大井工場)の一般公開イベント。
恥ずかしながら、これまで管理人はこのイベントに参加したことがなかったのですが、模型運転会の前に参加してきました。
まず。工場内部に入ります。
結構な人
工場の門をくぐると、901系(209系試作車)の先頭車、クハ901-1が置かれています。この位置には、以前は101系の試作車・クモハ101-902が置かれていたそうですが、現在はクモハ101-902は鉄道博物館に収蔵されてしまい、空いた位置にこの車両が鎮座しているというわけです。
現役末期の姿のよう
車号だけは「クハ901-1」となっていますが、その姿は現役時代末期のままでした。登場時の姿なら、窓上の帯はスカイブルーではなく黒のはずなので。
そして、建物の中に入っていきます。この記事では、建物(工場)の中の様子を中心に取り上げます。
E231系が検査中
奥の車両は10号車のサハE231-4650番代ですね。現在山手線では駅のホームドア取り付けが進んでおり、工事時などに線路を共用する京浜東北線のE233系の扉位置にあわせたため、こんな珍妙な窓配置になっています。
東武の南栗橋のイベントのときにも思いましたが、工場の内部は独特な雰囲気がありますね。
以下2点、工場内部を撮影したものですが、あえてノーキャプションで。
(いずれも立入許可エリア内から撮影)
いかがでしょうか。
こういうメカニカルな部分は、子供たちも楽しいようで。
さらに子供たちの好奇心をそそると思われるのが、パンタグラフの上げ下げの体験。こちらは滅多にできない経験とあってか、親子連れが多数列をなしておりました。
貴重な体験
以前の記事でも書いていますが、パンタグラフって間近で見ると結構大きいんですよね。そういう点でも、子供たちには印象に残ったのではないかと思います。
ところで、東海道線では東北・高崎線よりも一足早く、GWを前にした今年4月下旬、211系が営業運転から撤退していますが、その後撤退を記念して東京-伊豆急下田間で運転された臨時急行列車に取り付けられたヘッドマークが、なぜか無造作にもこんなところに展示されていました。これには驚きましたが…。
まさかここで撮れるとはw
最後に今回のおまけ。
工場内の柱に描かれていた、ナデ6141と思われる壁画。
ナデ6141は以前ここで保存されていた
ナデ6141は大正時代に製造された木造電車で、昭和47(1972)年に復元され、以後ここで保管されてきました。一般公開イベントなどの際には公開されていましたが、平成19(2007)年の鉄道博物館会館に伴って同館に収蔵されています。
さあ、次は車両の撮影に移ります。
後編へ続く