昨年度の設備投資計画において、橋上駅舎化がアナウンスされていた池上線池上駅(橋上駅舎化の具体的な内容はこちら)。それによると、
池上エリアのまちづくり機運の高まりを受け、駅利用者の安全性および地域の利便性向上に向け、駅舎の改良を行うとともに、上層階は駅ビルとして店舗や生活支援機能を導入します。また、池上本門寺などの観光玄関口としての魅力向上に向け、門前町の趣を感じさせる外観を計画し、エリア活性化につなげます。
とのこと。
その工事の進捗状況がどうなっているのか気になり、4月9日、長津田・恩田視察の帰りに見て参りました。
池上駅といえば、本門寺参詣客に対応した特徴ある駅舎が存在感を放っていたものですが…。
戦前からあったらしい(☆)
それが、今回訪ねてみたら、この駅舎は取り壊され、仮駅舎になってしまっていました。
いかにも仮設
改札口のない駅左側に回ってみると、以前は簡単な柵しかなかったものが、背の高い工事用の柵に変わっていました。
これが昨年5月の時点での様子(☆)
この写真を撮影してから11か月後の現在は、こうなっていました↓
クレーン車の姿も見える
どうやら本格的に工事に着手したようです。
同じ工事用の柵は、2番ホーム側にも立っています。この柵の出現によって、もともとあったホームの壁は取り壊されてしまいました。
本来の壁は無くなった
まだ新駅舎(駅ビル)は立ち上がっていませんが、どんなものになるのか楽しみです。
ただその一方で、現在の趣のあるホームの雰囲気、東急では唯一となった構内踏切がなくなるのは、何とも勿体無い気はしますが、あくまで愛好家の戯言です(^_^;)
※ 当記事の写真で☆印を付けたものは、以前の記事からの転載です。