当ブログでも何度か取り上げていますが、東横線旧渋谷駅跡地に建設が進む「渋谷ストリーム」。
かつて国道246号を跨いでいた部分は、そのまま連絡通路に転用されるとのことで、しばらくの間線路を通していた橋桁が残っていたものです。
先月初頭の状態はこうなっていました↓
このころは未だ工事用のカバーがかかっていた(以前の記事から転載)
それが取り外され、あるメモリアルな造形が出現したというので、27日に見てきました。
その「メモリアルな造形」とは…こちらです↓
1枚目は単純に撮影したもの、2枚目はセルリアンタワーを入れて撮影したものですが、2枚をあえてノーキャプションでご覧いただきましょう。
これはまさに、あの「カマボコ」の復活ではないですか!
東横線旧渋谷駅は、アーチ形の連続屋根と、それに合わさるようにカマボコ型の外壁を組み合わせた、非常に特徴的な外観だったのですが、5年前の駅廃止により見られなくなっていました。それが、地上の旧渋谷駅がなくなって5年後、よもや甦ろうとは!
以前の記事で、管理人は
できれば、ここは単なる通路にするのではなく、できれば「ここに渋谷駅があった」というモニュメントのようなものが欲しいですね。いや、単なる愛好家の戯言ですけど。
と書き記していますが、まさかこのような造形が出現しようとは! これは、「ここに渋谷駅があった」というモニュメント、それも最高のものだと思います。
このような形が復活したということは、やはりこの形状が渋谷駅を、渋谷の街を象徴するものであると考えている人が鉄道愛好家だけではないということでもあるのでしょう。東急のヘビーユーザーでもあり(というか、東急系の電車・バスを使わなければどこに行くこともできない)、鉄道愛好家である管理人としては、非常に喜ばしいことです(^_^)
そして、以前は供用していなかった、渋谷地下駅16番出口に直結する地上と歩道橋部を結ぶエスカレーターが、供用開始されていました。去る7日から供用が開始されていたようです。
供用開始を知らせる貼り紙
やはり利用者は多くなっています。
エスカレーターの列が凄い
並木橋方面から渋谷駅へ向かうには、東横線・田園都市線又は地下鉄半蔵門線・副都心線に乗るのでなければ、どうしても歩道橋を渡る必要がありました。そのため、エレベーターはあるものの、ここを通行するときは階段の上下を余儀なくされていたものですが、それが解消されたわけです。
このあと、管理人は並木橋方面へ歩き、あの「並木橋の墓標」を見た後、都バス渋谷車庫を視察しました。その際に、あの「何じゃこりゃーっ!」のバスに遭遇したわけでして。
【取材日 平成30年7月27日】
※ 当記事は07/27付の投稿とします。