小田急の代々木上原-梅ヶ丘間の複々線が完成してから、既に半年を経過します。
複々線完成と共に、消えたものが色々あります。世田谷代田駅の仮設ホーム然り、東北沢駅の仮設ホーム然り。
今回は、梅ヶ丘駅の「消えたもの」を取り上げます。
まずはこちら。
この駅のホーム、新宿方の一部が閉鎖されていて、複々線が複線になる分岐器が設置されていたのですが、3月3日の複々線完成とともに撤去されています。
綺麗になくなった
写真に「6」の停止位置を示す札がありますが、このあたりで緩行線は急行線に合流していました。
そしてこちらもなくなったもの。
それは、小田原方に伸びていた仮設ホーム。
この仮設ホームは、梅ヶ丘駅の新宿方が使用停止になっていたため、余裕が無かったので作られたものだったのですが、やはり複々線が完成したら用無しになったということで、撤去は時間の問題といえました。
こちらは下りホームの仮設ホームが撤去されている状況。
取り壊しは済んでいる
今のところ、ホーム突端の柵が仮設になっていますが、これも早晩本格的なものが作られることになるのでしょう。
こちらは上りホーム。下りホームの側から撮影しました。本当は停車中の列車を入れて撮影したかったのですが、この時間帯では10連の各停(=千代田線直通列車)が来ないので仕方ありません(^_^;)
こちらも取り壊しは完了したようだ
もともと梅ヶ丘駅は10連対応がなされていますし、南新宿・参宮橋とも10連対応のホーム延伸は済んでいますから、あとは代々木八幡駅改良工事が完成しさえすれば、新宿まで10連の各停が運行可能になります。千代田線直通列車ではない、純粋な線内各停が10連化されるのも、遠い話ではなくなりました。
同時に、役目を終えた梅ヶ丘駅の仮ホームも、記録・記憶しておきたいところです。