今回以降ご紹介する写真は、全て1ヶ月近く前の9月18日に撮影したものです。にもかかわらず、なかなか公開のタイミングが合わなかったものですが、このままだとお蔵入りになってしまい、メモリの肥やしになってしまうのも勿体無いので、賞味期限切れかもしれませんが、公開させていただきます。
まず渋谷ストリームに直結する16番出口から。
ここから上がる
既にこちらに通じるペデストリアンデッキは供用が開始されていました。
カマボコ復活!(以前の記事から転載)
中から見てみるとこんな感じです。
確かにこんな感じの骨組みだった
地上の旧渋谷駅が現役のころは、屋根は透明ではなかったのですが、今回は屋根が透明になっているため、昼間は日差しがたっぷり降り注ぎます。夜は夜で、また違った雰囲気になるのでしょう。
このあたり、所々に駅を彷彿とさせる表記などがあります。まずはこちら。
旧2番線のあったあたり?
TRACK №2といえば、かつては急行の発着ホーム。後に特急が運転されるようになってからも、2番線からの急行の出発は続いていました(特急の出発ホームは3番線が多かった)。特急が無かったころは、東横線の優等ホームということで、管理人はこのホームだけは別格…という雰囲気で眺めていたものです。いや、かつての東急には「特急」がなく、華やかな特急が走っていた小田急や東武が羨ましかったし、有料でない通勤車両であっても特急があった京王や京急が羨ましかったのですよ。だから平成13(2001)年に東横線に特急が走り始めたときは、非常に感激したのを覚えています。もっとも、「東横特急」と地上の渋谷駅とのかかわりは12年で終了し、その後は東急車以外の車が「東横特急」に充当される機会が激増しました。
足元にあった、線路のオブジェ。これは本物の線路を埋め込んでいるのだろうか?
流石に溝は無い
現役の線路だと、車輪の縁(フランジ)を通すために線路の内側に溝が掘ってあるものですが、ここには勿論そんなものはありません。そこが現役の線路ではないオブジェであることを、雄弁に物語っています。
以下は、「渋谷ストリーム」から並木橋方面へ伸びる連絡通路上にある、旧渋谷駅を描いた壁画(といっていいのか?)。2点ありましたので、その2点をあえてノーキャプションで。
懐かしいです。5年前までは確かにここにあったのですが、こんな形で甦るとは。管理人も鉄道愛好家以前に東急東横線沿線住民として、かつて地上にあった旧渋谷駅を偲ぶよすがを残してもらったことは、関係者の皆様に対し感謝の念しかありません。このようなものも、旧渋谷駅とその歴史に対する畏敬の念があってこそのことだと思います。
おまけ。
冒頭の「カマボコ」部分から、建設が進むJRの埼京線・湘南新宿ラインの渋谷駅ホームを覗いてみました。
出来上がっている
これが出来上がったあと、山手線ホームの工事に着手するのでしょうか。
次回は、東横線の高架橋の跡地をたどります→その2へ続く
※ 当記事は10/07付の投稿とします。