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Channel: さすらい館
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5028.アイデンティティ~令和の御代に変わった相鉄 その3

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その2から続く。

 

このシリーズ記事の最後は、羽沢横浜国大駅と大崎駅の掲示物を取り上げて終了とします。

 

まずは羽沢横浜国大駅。

駅正面に出てみると、駅名表示が闇に浮かび上がっていました。

 

相鉄のマークだけ

 

羽沢横浜国大駅は相鉄の管理駅ですが、電工看板にはJREのロゴはありません。早朝・深夜には、この駅で折り返す相鉄の列車も設定されています。この逆、ここで折り返すJRの列車は(今のところ)設定されておりません。

 

駅構内の券売機。

既にICカードが普及している結果なのか、台数は3台、そのうち1台はチャージ専用の仕様となっています(チャージ専用のやつは『券売機』と言っていいのか、若干の疑問もなくはなく)。駅設備を最近新装した駅で管理人が訪問したのは、小田急の代々木八幡や東武の高柳などがありますが、いずれも券売機はこの程度の設置台数となっています。

 

3台

 

頭上には、相鉄・JRそれぞれの運賃表が掲げられています。

 

改札へ入ってみます。

駅構内は茶色を基調にカラーコーディネートがなされていますが、その関係もあるのか、管理人にはここがシアトル系コーヒーショップ、スターバックスとかタリーズとかに見えてしまいます。実際、スタバかタリーズがあってもおかしくない雰囲気ではあるのですが、今のところこの駅の利用者数が限られているので、利用者その他地元の方には大変失礼ながら、果たして商売になるのかどうかは疑問ではあります。

 

ブラウン系でカラーコーディネートされている

 

駅ホームでは、柱が黒っぽい濃いブラウンになっている他は、モノトーンでまとめられています。これが「何となく冷たい感じ」と評した理由ですが、このようなカラーコーディネートは、都会的な雰囲気を漂わせる反面、冷たさを感じさせてしまうこともあります。管理人としては、長居するような場所でもないので、これはこれでお洒落でいいのではないかと思いますが。

 

駅ホームはモノトーン(再掲)

 

さて、最後は大崎駅の掲示物など。

大崎駅では、山手線以外では埼京線・湘南新宿ライン・りんかい線が発着していることで、行先が多岐にわたっていますが、今回そこに相鉄線直通が加わったことで、さらに行先が多様化することになりました。そのためか、大崎駅では「相鉄線直通」という独立した案内表示器を設け、これで発車時刻を案内しています。

 

独立の案内表示

 

これは分かりやすくていいですね。相鉄線方面へ行きたい人は、これだけ見ればいいことになりますから。逆に湘南新宿ラインを利用したい人は、そちらを見ればいい。一括表示は便利ではありますが、特に利用機会の少ない利用者には不親切というデメリットがあるのは事実です。

 

こちらはホームに通じるエスカレーター部分の掲示。

 

「相鉄線」があるが、わかるかな?

 

ここにも相鉄線が追加されています。6番線に埼京線の表示があるのは、大崎折り返しの列車がこの番線から発車することがあるから。

 

最後は、相鉄-JR直通の開始を告知する宣伝ポスター。

 

右側のは?

 

左側のは、以前から相鉄線内の駅や相鉄の電車内にも貼られていたポスターですが、右側のは何かというと、これは相鉄が今回の直通開始を記念して作成した動画(相鉄都心直通記念ムービー 100 YEARS TRAIN)の広告です。リンク先からご覧いただけます。

 

これで今回のシリーズ記事を終了します。お付き合いいただきありがとうございました。


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