しばらく「03系大解剖リターンズ」をやっていなかったので、今日はやります(^_^)/
冒頭の写真は、平成21(2009)年2月に中目黒駅で撮影した03系第2編成の北千住方先頭車、03-802号です。
実は第1編成同様、第2編成もある特徴を持っています。それは、03系唯一の日本車輌製であること(第3編成以降は東急車輛製造か近畿車輛のいずれか)、事故によって北千住方の先頭車03-802号が平成13(2001)年に再度新造された車両であることです。
事故の際のニュース動画が、こちらにあります。これは、平成12(2000)年の3月、最後尾車両だった03-802号が線路に乗り上げて脱線、当時あった保線車両留置線のポイントレールにより最後尾車両が大きく右に振られ、そのために対向列車と衝突、死者5名、負傷者64名を出す大惨事となりました(事故の概要は こちら)。この事故で03-802号は大破し、再起不能ということで新造されたわけです。
(脱線事故についてはコメントをご遠慮ください)
見た目は普通の車両に見えます。
見た目は普通
こちらが、-802と-702の連結面。
特に違和感はない
しかし、-802号の銘板を見ると、確かに…。
「日本車輌 平成13年」とある
ところでこの第2編成ですが、第1編成ともども、最近メカがVVVFに換装されるなどの更新工事を受けました。
この第2編成の西新井発車シーンの動画を、当ブログと相互リンクさせていただいている南栗橋車両管理区荒川支所様 から動画貼り付けの許可をいただきましたので、以下に貼り付けます。
03系第2編成発車の動画はこちら
03系も第1・第2編成が昭和63(1988)年に登場してから24年、来年満25年になりますが、まだまだ元気で日比谷線で走り続けます。
◇「03系大解剖リターンズ」の過去の記事
№2256.その1 第1編成の特徴
№2265.その2 最初の「5DOORS」・第9編成