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2339.白い大江戸線

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10月26日夜、都営地下鉄大江戸線清澄白河駅で撮影した、12-000形の写真です。

この日、都内東部から六本木へ行くため、この駅から都営大江戸線に乗ろうとしたのですが、そのとき停まっていた車両は…。


121026_221430.jpg
!!!

白い12-000形ですぜ旦那。
この白い車両、平成3(1991)年の練馬-光が丘間の先行開業のときに投入されたグループで、最初の6本だけです。このグループは、車体がアルミ製でありながら塗装を施していたのですが、それ以後の車両は、塗装をせずアルミの地肌むき出しになりました(第7~第53編成)。その後、投入された2編成もアルミ無塗装ですから、塗装車の編成は55分の6となります。ちなみに、55分の6は0.10909…ですから、遭遇確率は単純計算で1割くらいということになります。

塗装編成の「顔」を撮ってみました。


121026_221504.jpg
やや下膨れな顔

このグループは、その後の編成とは異なり、顔がやや「下膨れ」になっているんですよね。また、正面の流線型の傾斜もきつくなっています。

比較の対象として、アルミ地肌むき出しの後期型もご覧に入れましょう。


121026_222036.jpg
傾斜が緩やかになり穏やかな顔つきになっている

初期の車両(塗装車)の顔が傾斜がきつくなっているのは、前に張り出させることによって運転台のスペースを生み出そうとする意図があったのではないかと思われます。しかし、そこまできつくする必要性がないから、後期型(地肌むき出し)のようになったのではないかと思っています。

ところで、清澄白河駅といえば、ホームドアが設置されてずいぶん雰囲気が変わりました。
ないときは、こんな感じだったのです↓


100519_224054_ed.jpg
こんなに広々としていた(以前の記事から転載)

都営大江戸線はつい最近開業したとばかり思っていましたが、昨年で最初の練馬~光が丘間開業20周年、今年で練馬~新宿間開業15周年を迎えるなど、結構な年数が経過しています。最初に投入された塗装車は既に20年以上の経年を経ているわけですが、そろそろリニューアルなどなされないか気になります。
それ以前に、大江戸線の車両は塗装・無塗装と分かれていますが、いずれもアルミ製車体なのですから、どちらかに統一することはできないんですかね? その方が合理化になると思うんですが。

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№1378.都営大江戸線にもホームドア設置工事を開始 

※ 当記事は10/26付の投稿とします。



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