1月16日の成田空港訪問のシリーズ記事はまだまだ続きますが、当記事が「NRT2020」の最後の記事となり、あとは東成田駅・芝山鉄道の訪問記となります。
時系列的には、第2ターミナルを撤収した後に東成田駅・芝山鉄道を訪問、さらにその後に第3ターミナルを訪問したのですが、今回は第3ターミナル訪問の記事とします。
成田空港では、各ターミナル間を結ぶ無料のシャトルバスが高頻度で運行されていて、ターミナル相互間の移動は全く苦になりません。ただし、東成田駅の経由は一部の便のみとされています。
第3ターミナルへは、東成田駅バス停から乗り込みました。
東成田駅バス停には人がいない
降りた人は勿論おらず、乗ったのも管理人だけです。
そして数分で第3ターミナルへ。
到着
第3ターミナルのバス発着のエリアは、第1・第2ターミナルとは明らかに雰囲気が違います。
工事現場?
こちらは別のバス発着の区画を望んだもの。
バスの台数は多いが
バスの台数は多いので、利用者はそれなりにいるのでしょうが、それにしても第1・第2ターミナルと比べると、作りのチープさが目につきます。
極めつけは、バス乗り場からターミナルビルに通じる連絡通路。鉄道の橋上駅のような階段が立ち上がっていますが、これがまさしく…。2点の写真をノーキャプションでご覧に入れます。
この仮設感は何だろう?
明らかに第1・第2ターミナルと比べると、作りのチープさ、ショボさは否めません。第3ターミナルはLCCがほぼ専用に使用していますが、まさかLCCだからといって、ターミナルビルの設備までチープにすることはないだろうと思いますが…。それでもエスカレーターを完備しているのは、流石というべきか否か。
そして連絡通路のエスカレーターを上がってみると…。
あえてノーキャプションとしました。1枚目がターミナルビルを、2枚目が連絡通路の入口をそれぞれ望んだものです。
外観のそれに比べれば、内部に入ってしまえばそれほどのショボさは感じません。ショボいかどうかとは別に、面白いと思ったのが、陸上のトラックのような線を引いて旅客の誘導に利用していること。赤茶色のトラックはこれから搭乗する旅客を出発カウンターへ、青色のトラックは航空機を降りた旅客を外部のバス・自動車乗り場へそれぞれ誘導するものとなっています。
こちらはターミナルビル内部の、出発カウンターへの入口。写真の右が国際線、左が国内線となっていますが、上の写真の青いトラックが、床に描かれているのがお分かりでしょうか?
誘導トラックが描かれている
この写真の左側は、写っていませんがフードコートになっていて、長崎ちゃんぽんのリンガーハット、あるいはパスタ・ピザの店などが並んでいました。勿論鈴なりの大盛況。LCCの客層を考慮したのか、メニューの金額もそこそこリーズナブルなものとなっていました。第2ターミナルの寿司屋が高かったせいでそう感じたのもありますが。
なお大急ぎで寿司屋を擁護しておくと、当然のことですが、値段に見合った価値は十分にありましたよ。ネタも新鮮で美味かったですし。
今回の記事、成田空港訪問のシリーズ記事の1本をなすものであり、かつカテゴリが「航空」であるにもかかわらず、航空機の写真が1枚も出てきません。これは何故かというと、第3ターミナルには、第1・第2ターミナルにはある「展望デッキ」が存在しないから。このあたりもやはり、費用を抑えた(婉曲な表現です)の結果なんでしょうか。
※ 当記事は後で並べ替えるため、アップの時点では通し番号(ブログナンバー)を振りません。
次回は、東成田駅の訪問記を。この駅はかつて当ブログで取り上げたことがありますが、今回はもう少し掘り下げてみようと思います。