相変わらず感染者数が増え続けている新型コロナウイルス(COVID-19)ですが、鉄道事業者でも対策に乗り出しています。初期は窓開けなどを推奨しており、現在でも各事業者で継続中ですが、東急のように車両自体に抗菌・抗ウイルス加工を施す事業者も現れています。
窓開けを推奨するのは換気のためですが(換気をすれば感染リスクが激減する)、車両冷房との兼ね合いで、窓を全開してしまうと冷房機能と干渉することが問題となりましたが、ある調査によれば、5~10cmだけ開ければ、冷房機能に支障をきたさずに換気効果を最大化することができるとのこと。
そこで…ということでしょうか、京王では車両にこんなものを掲示するようになりました↓
窓柱に「5cm・10cm」のスケールがある
要は「窓を開けるならこのスケールを目安にしてくれ」ということなのですが、これは井の頭線の1000系に掲出されていたもの。京王線本体は…撮影しそびれました。ごめんなさい。
感染対策はこちらにも。
こちらは、明大前駅2番ホームの待合室。掲示物のアップと、待合室の全景をノーキャプションでご覧に入れます。なお、このときは待合室の利用者はいませんでした。
これは1枚目の掲示物によると、換気のために冷房を切って扉を開け放しているということです。しかし外気温が30℃以上になった場合は、扉を閉じて冷房を作動させるとのこと。
このときは確かに30℃以下ではあったものの、蒸し暑かったので冷房か除湿がないとしんどかったのでは。
とにかく、早期の収束を願わずにはいられません。
【おことわり】
新型コロナウイルスの蔓延、それに対する国及び東京都の対応、並びにメディアの報道の在り方などに関しては、コメントをご遠慮願います。