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5224.22歳の飛躍~東急目黒線8連化対応工事の進捗状況を見る(後編)

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前編から続きます。前編はこちら↓

 

 

さて、大岡山駅から参りましょう。

大岡山駅は、停車位置が目黒方に寄っているため、2両分のホームドアを設置するのは日吉方となります。

下の写真は、1枚目が上りホーム、2枚目が下りホームを遠巻きに見たものです。あえてノーキャプションで。

 

 

 

いずれも、緑色の仮設の柵になっていることがお分かりいただけると思います。以前はこの辺りの柵は、多摩川駅や武蔵小杉駅にあるような、透明アクリル板(多分)が入った一部透明の柵でした。今日(07/25)の時点で、それは全て撤去されています。

 

次の洗足駅は、目黒方に2両分伸ばすようです。既に設備自体は完成していますが、駅名標などは入っていません。これもホームドア設置とともに、整備されることになるのでしょう。

 

ブルーの外壁が物悲しい

 

目黒線に生まれ変わって20年経ちますが、いよいよこの位置も駅の一部分として日の目を見ることになります。しかし、今のところ具体的な工事に着手した形跡はなさそうです。

 

次は西小山駅。こちらは全く着手されていません。1枚目は目黒方、2枚目は日吉方です。あえてノーキャプションとしますが、形態の違いを見比べていただければと思います。

 

 

 

目黒方は柵を設けても突端部分まで乗客が入れるのに対し、日吉方は完全にシャットアウトされています。しかしどちらにも壁に「西小山」の駅名標があるのは面白いところ。

 

武蔵小山駅は西小山駅とは逆に、日吉方には立ち入れるのに目黒方には立ち入れない形態となっています。

 

日吉方は未着手

 

↑の写真は日吉方ですが、多摩川駅などと同様に透明の柵があるだけで、まだ仮設の柵には交換されていません。

これに対し、目黒方は、西小山駅日吉方のような頑丈な柵がなくなって仮設の柵となり、しかも柵の外には資材が積まれています。

 

こちらは着手しているようだ

 

下りホームもこの場所から。

 

こちらも突端の柵が仮設のものに替えられている

 

こちらにも鉄パイプのようなものが見えますが、工事用資材でしょうか。

 

不動前駅。

この駅は日吉方に、2両分の延伸スペースが確保されています。しかし、今日の時点では着手していないようです。資材すらも積まれていません。

 

柵の外にもホームが続くのだが

 

反対側ホームにも工事に着手した形跡はありません。

 

コンクリートの打ちっ放しの状態

 

不動前駅は未着手です。

 

最後は目黒駅。

この駅は白金台方・日吉方双方に1両分ずつ延伸スペースが確保されていますが、いずれも工事に着手している様子はありません。以下、日吉方・白金台方の写真を各1点、ノーキャプションでどうぞ。

 

 

 

 

さて、駆け足ですが目黒線日吉から目黒まで、全13駅を見て参りました。

これらの駅を現状で分類すると、以下のとおりとなります。

 

工事着手済み…元住吉、新丸子、田園調布、大岡山

工事着手なし…武蔵小杉、多摩川、洗足、西小山、不動前

その他(他の工事とも関連)…日吉、奥沢

その他(片方のみ未着手)…武蔵小山

 

まだ着手していない駅が5つあります。これを多いと見るか少ないと見るか。

いずれにしても、2年後にはいよいよ、当初の計画どおり目黒線列車の8連化が実現します。それまでの間、当ブログでも可能な限り進捗状況をレポしていこうと思います。


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