ここのところ、ネタが目白押しで、嬉しい悲鳴をあげている管理人です(挨拶
以前、秋田新幹線用E3系の後継者としてE6系が登場すること、同系使用の列車は現行の「こまち」と最高速度が異なることから、愛称もどうなるのか興味があること、これらの話題を記事にしたことがあります。
このたび、JR東日本から公式発表がありました。
秋田新幹線の新しい列車名等の決定について ~2013年3月から新型高速新幹線車両(E6系) 営業運転開始~(PDFファイルです)
2013年3月から秋田新幹線の東京~秋田間において、新型高速新幹線車両(E6系)による最高速度300km/h での営業運転を開始いたします。
この新型高速新幹線車両(E6系)で300㎞/h運転する、新しい列車名が決定いたしましたのでお知らせします。
また、E6系の運転本数及び車両シンボルマークについても決定いたしましたので、あわせてお知らせいたします。
(以下略。詳細は上記リンク先をご覧ください)
新しい列車名とは
スーパーこまち
なんだそうです…。
秋田新幹線開業前の愛称公募では、「こまち」が堂々の1位、以下「おばこ」「たざわ」、変わったところでは「なまはげ」も上位に入っていました。
「こまち」は秋田出身の小野小町のことですし、「おばこ」は秋田の方言で若い娘のこと。「たざわ」は沿線の田沢湖で、485系使用の特急の名前でした。いずれも走行ルートや目的地に沿った愛称ですが、「なまはげ」も然り。ただ「なまはげ」は、「子供が怖がる」という、信じ難い理由で没にされた経緯があるとか。
話を元に戻しますと、E6系使用列車はE3系使用列車と最高速度が異なるため、「はやぶさ」のような別の料金体系とするならば別の列車名にせざるを得ない、ということで、鉄道趣味界では「こまち」の別の愛称が何かが注目されていました。
それが「スーパーこまち」とは、何と安直な…。
ただ、JR東日本を弁護すれば、E6系はそもそもはE3系の置き換え目的に投入される車両であり、最終的には秋田新幹線は全てE6系になることが予定されています。そのため、「のぞみ」と「ひかり」が並立する東海道新幹線のような場合とは事情が異なります。
そのため、このような愛称を決めた理由として、将来E6系に統一された暁には、「スーパー」の冠を取り払い、元の「こまち」に戻すことが予定されていることが指摘されています。
というわけで、期間を限ったピンチヒッターとしての愛称である「スーパーこまち」ですが、問題は料金。
「スーパーこまち」は、東京-盛岡間の新幹線区間で最大500円の割り増しになるとされますが、これがもしE6系に統一されたら、料金はその「割り増し」のままで推移するのでしょうか。もしそうなら、秋田新幹線は実質的な値上げということになります。
もっとも、東北新幹線もE5系投入増による車種統一が予定されていますから、ことによると、「はやぶさ」ともども割り増し料金がなくなるか、あるいは東海道新幹線の「のぞみ」のように、割り増し幅が狭まることになると思われます。
以前の記事で、管理人は初代こまち・E3系がノーブルな美女だとしたら、後継のE6系は派手なメイクを施した「age嬢」だと評したことがありますが、いよいよその「派手なage嬢」がヴェールを脱ぐことになります。楽しみですね(^^)
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№2230.東日本に針路を取れ その10 ミニ新幹線・第2弾は秋田へ
(以下略。詳細は上記リンク先をご覧ください)
新しい列車名とは
スーパーこまち
なんだそうです…。
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「こまち」は秋田出身の小野小町のことですし、「おばこ」は秋田の方言で若い娘のこと。「たざわ」は沿線の田沢湖で、485系使用の特急の名前でした。いずれも走行ルートや目的地に沿った愛称ですが、「なまはげ」も然り。ただ「なまはげ」は、「子供が怖がる」という、信じ難い理由で没にされた経緯があるとか。
話を元に戻しますと、E6系使用列車はE3系使用列車と最高速度が異なるため、「はやぶさ」のような別の料金体系とするならば別の列車名にせざるを得ない、ということで、鉄道趣味界では「こまち」の別の愛称が何かが注目されていました。
それが「スーパーこまち」とは、何と安直な…。
ただ、JR東日本を弁護すれば、E6系はそもそもはE3系の置き換え目的に投入される車両であり、最終的には秋田新幹線は全てE6系になることが予定されています。そのため、「のぞみ」と「ひかり」が並立する東海道新幹線のような場合とは事情が異なります。
そのため、このような愛称を決めた理由として、将来E6系に統一された暁には、「スーパー」の冠を取り払い、元の「こまち」に戻すことが予定されていることが指摘されています。
というわけで、期間を限ったピンチヒッターとしての愛称である「スーパーこまち」ですが、問題は料金。
「スーパーこまち」は、東京-盛岡間の新幹線区間で最大500円の割り増しになるとされますが、これがもしE6系に統一されたら、料金はその「割り増し」のままで推移するのでしょうか。もしそうなら、秋田新幹線は実質的な値上げということになります。
もっとも、東北新幹線もE5系投入増による車種統一が予定されていますから、ことによると、「はやぶさ」ともども割り増し料金がなくなるか、あるいは東海道新幹線の「のぞみ」のように、割り増し幅が狭まることになると思われます。
以前の記事で、管理人は初代こまち・E3系がノーブルな美女だとしたら、後継のE6系は派手なメイクを施した「age嬢」だと評したことがありますが、いよいよその「派手なage嬢」がヴェールを脱ぐことになります。楽しみですね(^^)
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