以前京阪5000系の写真は撮影していますので、それを使ってもいいんですが、いかんせん食傷気味なので、こちらの「鉄道ピクトリアル」の京阪5000系特集号の表紙を撮影した写真をアップします(勿論、雑誌の内容は当ブログでは取り上げません)。
日本初の本格的多扉車にして、座席昇降のギミックを持つ京阪5000系ですが、その座席昇降ギミックとラッシュ用ドアの使用が、昨日01/29限りで停止され、恒久的に3扉車として使用されることになりました。勿論、ラッシュ用ドア部分の昇降式座席は、下ろしたまま使用するということです。
これは同系が退役間近であることを意味するもので、過去にも同様の措置がJR山手線やJR中央・総武緩行線の6扉車などでもとられました。あちらは座席昇降のギミックがないので、座席収納(折り畳み)の機能を使わずに終日座席をセットする形態でした。
ところで、写真にご注目願いたいのですが、先頭車両の車号。
5555ですよ。
5555といえば、大手私鉄では他に東武、小田急、東急にありましたが、いずれも退役してしまっていて、残るのは京阪の5555だけになりました。京阪の5555が退役すると、ゾロ目車号「5555」は大手私鉄から消えることになります。
「最後の多扉車」京阪5000系の半世紀の活躍に敬意を表し、献杯。
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