3月10日の帰宅時、中目黒駅で10連の優等を待ちました。もしかして17000系が来るのではないかと思いながら。
そうしたら何と、やって来てくれました\(^o^)/
勿論乗り込み、車内外を撮影できる場所まで行ってみようと思っていたのですが、横浜でいい具合にお客が減り、車内を撮影できました。
これで一旦改札を出て運賃を精算し、東武50070系による上り通勤特急で戻り、最後に学芸大学駅で待ち構えて撮影しました。
まずは和光市方先頭17102のご尊顔。
わかりにくいが、くの字型になっている
こちらは学芸大学駅で撮影した、渋谷・新木場方先頭17002。
これだと正面の傾きがよくわかる
正面を「くの字」にして角をとった流線型ですが、球面状の流線形だった10000系とは異なります。もう一つ10000系と異なるのは、10000系が非常用貫通扉を中央部に設け、行先表示と種別・運行番号表示を左右に分けていたのを改め、非常用貫通扉をオフセットさせ、、運航番号表示を貫通扉側、種別表示と行先表示は一体化させて運転台側の上に配する方式に変わりました。さらに行先表示も、正面・側面とも「駅ナンバリング」に対応しています。もっとも、それによって情報量が増え、見やすさという点では10000系と比べると一歩譲るという状態になってしまったようですが。
以下は側面行先表示。種別・行先、方面表示、号車番号表示の3点をノーキャプションで。
2番目の表示は、直通先の副都心線内の列車種別を表示するもので、このような芸当は方向幕では不可能なものでした。このあたりは瞬時に切り替えることができるLED表示器の面目躍如といったところですが、3番目の号車番号の表示って要るんですかね? 1番目と2番目の交互表示で事足りるような気がしますが。
また10000系との相違点を追加しておくと、10000系が3色LEDなのに対し(フルカラーに換装した編成もあるが、今のところ全編成には及んでいない)、こちらは最初からフルカラーとなっている点が異なります。
以上は車外の特徴ですが、以下は車内。
まずは扉周りから。
扉部分はやや濃い目のグレーになっている
10000系はグレー(モノトーン)でしたが、17000系は内装がやや黄色味がかった白っぽい化粧板、扉部分が濃い目のグレーとなっています。なお、この写真だと扉が開いている状態なのでわかりませんが、扉も濃い目のグレーになっています。
扉上には、現在の車両の主流となった、車内案内表示器としてのLCDディスプレイが2台設置されています。1台は案内用、もう1台が広告用であるのは10000系などと同じですが、銀座線1000系後期型や日比谷線13000系のような、案内用ディスプレイを2連にして3台設置とはなっておりません。
そして座席。
まず一般席がこちら。
座面と背もたれのコントラストが目立つ
10000系はゴールド系の一色でしたが、こちらは座面と背もたれの色を分けています。座面は黒に近い濃いグレーで、床面とも合わせられています。床面には着席客の足の投げ出しを牽制するラインが入っている車両が多かったものですが、17000系では採用されず、黒に近いグレーの一色となっています。
背もたれのゴールドは、有楽町線のラインカラーを意識したものだと聞きましたが、それでは吊革の茶色は、副都心線のラインカラーを意識したものなのでしょうか。
そしてこちらが優先席。優先席は、一般席の背もたれがゴールドであるのに対し、ブルー系(セルリアンブルー)であることが異なります。
優先席は背もたれの色を変えている
優先席付近は吊革の色も違えていますが、車椅子スペースがどうなっているのかは確認しないままでした。ごめんなさい(^_^;)
それと気になる走行音・乗り心地ですが、音は極めて静か、乗り心地も快適なものでした。もともと日立A-Trainは車内の静粛性には定評がありますが、それが生きている感じです。
既に17000系は、管理人が乗車した第02編成まで2編成が就役しており、この後は10連の編成の投入、さらに8連の導入が進められます。17000系が増えれば増えるほど、それと引き換えに7000系が減ることになりますが、7000系も十分すぎるくらい働いてきましたので、置き換えもやむを得ないものでしょう。
早く8連が増えないかなあ。いやね、管理人が乗るのはいつも各駅停車だから、各駅停車は東急5050か横浜高速Y500、メトロ車は7000系しか来ないので(^_^;)
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