白楽駅と東白楽駅に残っていた、「電車がきます」「この電車はとまりません」などと点灯して列車の接近を知らせる、行燈式の列車接近表示器が、先ごろ使用停止になった…という話題は以前取り上げましたが、それなら旧新玉川線区間はどうなんだと気になり、仕事が終わった後の6月16日夜、二子玉川駅から回り込んで旧新玉川線区間の3駅を見てきました。
というわけで、まずは用賀駅から。
この駅は、1番ホームに「この電車はとまりません」という、通過電車がるときにだけ点灯する表示器があったのですが…。
使用停止になっていた(´・ω・`)
こちらは4年前の、現役で稼働していたときの写真。
点灯するとこんな表示が出た(☆)
ちなみにこの表示、通過列車がホームに差し掛かるころには消灯されてしまうため、撮影しにくいものでもありました。実際管理人も、一度撮影には失敗しております。
ホームにあった、「電車がきます」が出る表示器もこのとおり。
こちらも使用停止
現役時代はこうでした。「電車がきます」のみの点灯時の写真と、「電車がきます」に加えて「この電車はとまりません」も点灯した際の写真の2点をノーキャプションでアップします。↑の写真とお見比べあれ。
(いずれも☆)
用賀駅は昭和52(1977)年の開業ですから、来年で開業45周年を迎えます。この表示器は恐らく、開業のころからあるものでしょう。昭和の味わいを色濃く残すものですが、やはり使用停止の憂き目に遭いました。この表示器との取り合わせが一番似合うのは、恐らく8500系ではなかったかと思います。同じ東急でも2020系は似合いませんし、乗り入れ相手のメトロ08系や東武の50050系だと、もっと似合いません。
現在の用賀駅は、LEDスクロール式の案内表示器のほか、こんな表示器もあります。
LCDと同じもの?
これは数駅前からの列車の現在位置がわかる優れもの。写真に写っている東武車による列車(上り押上行き)は、隣の桜新町で急行の通過待ちをするのですが、その急行が接近している様がこの表示器でわかります。
管理人はこれで用賀駅から撤収。
写真に写っている東武車による押上行きに乗り、桜新町を目指しました。
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(当記事で使用した写真のうち☆印を付しているものは、この記事からの転載です)