タイトルの元ネタは、今からちょうど30年前、平成4(1992)年に放送された同名のNHK大河ドラマ。この年は何故か半年ずつ2作となり、しかも大河ドラマとしては異例の主題歌までリリースされるという、これまでにない試みがなされました。しかし、「琉球の風」は現在なおDVDなどのメディアにはなっていないようです。
前置きはそのくらいにしまして。
管理人は、しばらくてだこ浦西駅で過ごした後、那覇空港方面へ折り返しました。その過程で、かつての終着駅だった首里駅に挨拶しておくのが礼儀であろうと考え、途中下車することに。
3年前までは終着駅だった
電車が那覇空港方面へ向けて出ていきます。
今では中間駅に
首里駅の眺め。
いかにも「沖縄」を感じさせるデザイン
沖縄の建築物は、台風対策のためか本土と異なるところが多いのですが(看板が無い、窓が小さいなど)、首里駅の構造物もこのような印象があります。
実はこの時点で、管理人は昼食を済ませておらず、このあたりで済ませるか、あるいは那覇市中心部へ戻るか思案しておりました。
するとそこへ一台のタクシーが。
その運転手さんが観光案内をすると申し出てきたので、とりあえず首里城に連れて行ってもらうことにして、運んでもらいました。しかも降り際には名刺を渡され、首里城見物が済んだら連絡してくれ、那覇市内の店なども案内するといわれたので、ありがたく頂戴することに。
そして首里城到着。
ちなみに、モノレールの首里駅から首里城まではやや距離があり、しかもアップダウンもあるため、徒歩で向かうには厳しいものがあります。
首里城跡の石碑
管理人の訪問当時、こんなイベントの案内がなされておりました。
復興祭の案内
というのも、周知のとおりこういうことになっておりまして↓
火災で焼失してしまった
3年前の令和元(2019)年10月31日、首里城はせっかく復元がなされたにもかかわらず、正殿が火災で焼失してしまいました。管理人が首里城を訪問したのは昨年の10月31日ですから、ちょうど火災から2年経過した日の訪問となりました。
それでも復旧作業は進んでいるようでして。
バリケードの向こう側では作業が進められていたようだ(立入禁止区域外から撮影)
正殿のあった場所の近くからの景色。
絶景
那覇市内を一望し、さらに遠巻きに海が見えるという、非常に美しいロケーション。琉球王家がここに城を築いた理由もよくわかります。
このあと管理人は、正殿跡地付近で行われる「琉球王・王妃のパレード」を見学したのですが、そちらは記事を分けます。
最後に、今回のタイトルの元ネタとなった大河ドラマの主題歌がこちら。
圧倒的なスケールの大きさと、そこはかとない悲壮感を同時に漂わせている名曲だと思います。
というわけで、「琉球王・王妃のパレード」に関しては、次回に続く↓