しばらく更新を停止してしまい失礼いたしました。今回から更新を再開いたします。
なお、当記事のアップに伴い、「臨@更新休止のお知らせ」と題した記事を消去いたします。悪しからずご了承ください。
さて本題。
6月22日は管理人が臨海車庫に向かった日ですが、そのアプローチとして、神保町から船堀まで都営新宿線を利用。
神保町駅2番ホームで待っていると…。
次が急行
急行に先行する各停は、岩本町で抜かされることは分かっているので、次の急行を待ちます。勿論、1日4往復(平日)に減ってしまった急行の現状がどんなものか、見てみたい気もありました。
そして14時46分、急行(1476K)がやってきました。列車番号が示すとおり、京王車が充当されています。
やってきたのは京王9030系
「東京時刻表2022」によると、1476Kは笹塚始発。縮小前の「急行」の形態の列車といえます。
以前の都営新宿線の急行は、京王線内でも急行運転を行っていたものですが、その後笹塚でカットされ、笹塚以遠は準特急が接続する形態に改められました。
しばらくその体制が続くのですが、今年3月のダイヤ改正で、日中毎時3本走っていた急行が、何と1日4往復のみ(平日)に激減してしまい、狙わないと乗れない列車になってしまいました。同時に、高尾山口へ直通する土休日運転の急行も廃止されてしまい、都営新宿線が寂しくなった気がしたものです。
9030系側面の「急行 本八幡」の表示をいただきます。
今では希少価値がある
これを見る機会も激減してしまいましたねえ…。
乗車率ですが、先行する各停と大差なく、座席がさらりと埋まるレベルでした。各停と急行で乗車率が変わらないというのは、やはり速達列車が「ありがたがられていない」ということなのか、それとも少なすぎてありがたみがなくなっているのか。
それでも乗ってしまえば速いもの。途中馬喰横山・森下・大島停車で、僅か15分で船堀に到着。
各停だと20分かかる
管理人はここで下車、都営バスを乗り継いで臨海車庫へ向かいました。
思ったこと。
速達需要は日中よりも朝晩の方が大きいはずで、それなら夕ラッシュ時に「通勤急行」として運転しては? とも思いますが、追い越しのできる駅が限られるので、多くの本数を運転しなければならない夕ラッシュ時の急行運転ははばかられるのでしょう。それで日中のみの運転となっているのでしょうが、日中でも1時間当たり4本が運転されている、お隣の東京メトロ東西線の快速と引き比べ、ため息が出てしまいます。あるいは、都営新宿線は東西線とは異なり、沿線にある程度人口が集積してから開業したため、通過駅の利便性低下よりも、各停を増やして乗車チャンスを増やした方がよい、という判断だったのかもしれません。
それならせめて、30分間隔で…と思いますが、乗り入れ相手の京王線が20分サイクルのダイヤを構築しているので、難しいのかもしれませんが。
改めて、明るい未来が描きにくいという印象を受けました。