既に実況中継記事などでご案内のとおり、管理人は8/15~17の間、未乗路線を乗りつぶす旅に出かけておりました。
まず手始めに、アルピコ交通松本電気鉄道(旧松本電鉄)を日帰りで征服することにし、8/15、新宿駅から中央特快に乗り込みました。
高尾で115系の普通列車に乗り継ぎ、M車モハ115の車端部ロングシートに陣取り、小淵沢までMT54の咆哮に酔いしれました。
で、小淵沢到着。
長野の115系、乙!(実況中継記事から転載)
所定のダイヤでは、この列車は小淵沢どまりで、この駅で松本行きに乗り換えることになっていたのですが、この日は諏訪湖花火大会が予定されていたため、上諏訪まで延長運転されていました。
しかし、上諏訪まで行っても結局同じ列車になってしまうことと、昼食を確保する必要があるため、この駅で下車、駅弁を買ってホームのベンチで食します。
乗り継ぎ列車となる松本行きは、跨線橋を渡った5番ホームからの発車というので、そちらに移動します。
すると…。
E233-0?
このE233系こそが、松本行きだったんですよ!
実は201系の時代から、諏訪湖花火大会の観客輸送には豊田の通勤車が駆り出されていましたが、E233系は初めてじゃないですかね? ちなみにこの編成、編成番号に「青」が冠してあったことから、青梅線用の車両と推察されます。
本当は松本まで115系のMT54サウンドを楽しみたかったのですが、小淵沢以遠のいかにも高原という雰囲気の中を走るE233系に乗るのも乙なもの。
もちろん花火大会当日ですから、駅に停車するごとに乗客が増えていき、上諏訪で大量下車。しかしあまり車内の人口密度は減らなかったのが凄かった。減ったのは、中央西線方面への乗り換え客を降ろす塩尻。
結局、管理人はこの電車で松本へ乗り込みました。
山梨・長野地区を走るE233系、違和感ありまくりでしたけど、この車両で標高900m超の富士見付近とか、岡谷-みどり湖間の塩嶺トンネルをくぐったりとか、趣味的には楽しい行程でした。
その後、管理人はアルピコ交通の訪問を終えて松本駅に戻り、今来た道を戻ろうとするのですが…。
この日は何と、諏訪周辺でゲリラ豪雨が発生、中央東線が止まってしまいました。管理人は臨時の茅野行きの車内で運転再開を待ったのですが、全く動く気配がないので、松本駅で高崎までの乗車券と特急しなのの特急券、新幹線自由席特急券を購入し、様子を見ました。
すると、長野方面は動いていそうだったので、20分以上送れて松本駅に入ってきた「しなの19号」に乗り込んで松本へ。長野では「あさま548号」に乗り継ぎ高崎へ。高崎からは、高崎線通勤快速で赤羽へ向かい、赤羽で埼京線に乗り換えて帰りました。
後になってニュースを見たら、中央東線はかなりの長時間運転抑止になっていたようで、びっくりしました。また、花火大会そのものも中止となり、列車の運転抑止によって行き場を失った見物客が諏訪市の公共施設に収容されたそうで、ゲリラ豪雨のすさまじさに愕然としました。
改めて、豪雨に遭われた皆様にはお見舞いを申し上げます…。
※ 当記事は08/19付の投稿とします。
↧
2517.行きはよいよい、帰りは…。中央本線を普通列車で下る
↧