4月27日、東武東上線末端区間を訪問したときのことです。
8000系快速で小川町に到着した後は、駅前の食堂で腹ごしらえを済ませ、8000系4連ワンマン車で寄居へ。
寄居では、秩父鉄道7500系(元東急8090系)との邂逅が!
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元東急の車両との顔合わせ
東急の8090系はまとまった両数が秩父に移籍していますが、残念なのはステンレス車体の美しい輝きが失われてしまったこと。もうちょっと磨いてもいいのでは…。
寄居駅には、かつてショッピングセンターがあり、さらにその中にはファミレスもありました。そのファミレスには、管理人も何度かお世話になったのですが…。
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???
看板が白く塗りつぶされています。
今から5年前、平成21(2009)年3月に訪問した際の写真はこちら↓
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このときは、ショッピングセンターが生きていた(以前の記事からの転載)
ド逆光ですが、ショッピングセンターの看板がお分かりいただけると思います。
そう、このショッピングセンターは
廃 業 し た
のです。
Wikiの「寄居駅」の項目によれば、このショッピングセンター「ライフ寄居店」は昨年8月に閉店したとのことです。この1階には和食系ファミレス「華屋与兵衛」が入っていたのですが、それもあわせて廃業してしまったようです。
しかし建物は残っていて、何とも言えない寂寥感を漂わせています。
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今や廃墟と化している
ショッピングセンターも結構賑わっていたのですが、やはり人口減の問題があるんでしょうか。
廃墟と化している、というか、本来の機能を失った建物といえば、同じ東上線末端区間の男衾駅にもあります。
そう、昭和50年代に独特な音楽のCMで有名だった、磯村建設の現地事務所。
管理人は、寄居駅からJR八高線の気動車に乗り、越生へ抜けて越生線へ回ったのですが、夕刻小川町へ戻り、男衾駅を再訪しました。
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広い駅構内
男衾駅なんですが、駅構内が非常に広いんですよね。このスペースを整備すれば、10連を何本か留置可能な電留線ができるような気がするんですが、見るたびに勿体無いと思ってしまいます。
そしてこちらが、磯村建設の現地事務所だった建物。
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真ん中の白いのがそうです
以前に訪問したときは、「磯村建設」の表示の跡がホームの上からでもはっきりわかったのですが、今回はそうではなかったですね。やはり、歳月の経過で跡も褪せていくのでしょう。それも無理もないですね。磯村建設は無理な拡大経営が祟り、最後には倒産してしまうのですが、その倒産からでももう30年近く経過していますし。
ちなみに、当時の磯村建設のCMはこちら↓
(ガラケーの方はこちらからどうぞ)
そしてこちらが、男衾駅が最寄りとされた「ひばりヶおか」(西武線のひばりヶ丘ではない!)のCM↓
(ガラケーの方はこちらからどうぞ)
このCMを流している当時は、池袋発の寄居行き直通急行が1時間に1本はあったのですが、その後編成が長大化して小川町以遠が切り離されてしまいました。しかし直通列車があった当時でも、池袋まで81分、しかも男衾駅から徒歩15分以上というのでは、流石に東京の通勤圏としては無理ではないかと思えてしまいます。
最後に今回のおまけ。
坂戸駅に貼ってあった、埼玉の観光宣伝ポスター。
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なぜかアニメキャラがw
このキャラクター、可愛いですねヽ(*´∀`)ノ
以前に男衾駅近辺をうろついたときも、そこはかとない寂寥感に苛まれたものですが、今回寄居駅前にライフ跡地ができてしまったので、さらに東上線末端区間全体に寂寥感が漂っているような気がします。実際、管理人は乗り歩きというより、心情的には「廃線跡めぐり」をしているような錯覚に陥りました。
勿論、現実にはハイカーの利用があったりして、必ずしも寂しい路線ではないのですが、やはり小川町までの10連の大編成との落差は、いかんともしがたいものがあります。
◇関連記事
№858.THE JUNCTION
№1456.兵どもの夢の跡~東武東上線末端区間を乗り歩く
№2323.「東上鉄道」のルートを辿る~池袋から高崎へ
※ 当記事は05/14付の投稿とします。
8000系快速で小川町に到着した後は、駅前の食堂で腹ごしらえを済ませ、8000系4連ワンマン車で寄居へ。
寄居では、秩父鉄道7500系(元東急8090系)との邂逅が!

元東急の車両との顔合わせ
東急の8090系はまとまった両数が秩父に移籍していますが、残念なのはステンレス車体の美しい輝きが失われてしまったこと。もうちょっと磨いてもいいのでは…。
寄居駅には、かつてショッピングセンターがあり、さらにその中にはファミレスもありました。そのファミレスには、管理人も何度かお世話になったのですが…。

???
看板が白く塗りつぶされています。
今から5年前、平成21(2009)年3月に訪問した際の写真はこちら↓

このときは、ショッピングセンターが生きていた(以前の記事からの転載)
ド逆光ですが、ショッピングセンターの看板がお分かりいただけると思います。
そう、このショッピングセンターは
廃 業 し た
のです。
Wikiの「寄居駅」の項目によれば、このショッピングセンター「ライフ寄居店」は昨年8月に閉店したとのことです。この1階には和食系ファミレス「華屋与兵衛」が入っていたのですが、それもあわせて廃業してしまったようです。
しかし建物は残っていて、何とも言えない寂寥感を漂わせています。

今や廃墟と化している
ショッピングセンターも結構賑わっていたのですが、やはり人口減の問題があるんでしょうか。
廃墟と化している、というか、本来の機能を失った建物といえば、同じ東上線末端区間の男衾駅にもあります。
そう、昭和50年代に独特な音楽のCMで有名だった、磯村建設の現地事務所。
管理人は、寄居駅からJR八高線の気動車に乗り、越生へ抜けて越生線へ回ったのですが、夕刻小川町へ戻り、男衾駅を再訪しました。

広い駅構内
男衾駅なんですが、駅構内が非常に広いんですよね。このスペースを整備すれば、10連を何本か留置可能な電留線ができるような気がするんですが、見るたびに勿体無いと思ってしまいます。
そしてこちらが、磯村建設の現地事務所だった建物。

真ん中の白いのがそうです
以前に訪問したときは、「磯村建設」の表示の跡がホームの上からでもはっきりわかったのですが、今回はそうではなかったですね。やはり、歳月の経過で跡も褪せていくのでしょう。それも無理もないですね。磯村建設は無理な拡大経営が祟り、最後には倒産してしまうのですが、その倒産からでももう30年近く経過していますし。
ちなみに、当時の磯村建設のCMはこちら↓
(ガラケーの方はこちらからどうぞ)
そしてこちらが、男衾駅が最寄りとされた「ひばりヶおか」(西武線のひばりヶ丘ではない!)のCM↓
(ガラケーの方はこちらからどうぞ)
このCMを流している当時は、池袋発の寄居行き直通急行が1時間に1本はあったのですが、その後編成が長大化して小川町以遠が切り離されてしまいました。しかし直通列車があった当時でも、池袋まで81分、しかも男衾駅から徒歩15分以上というのでは、流石に東京の通勤圏としては無理ではないかと思えてしまいます。
最後に今回のおまけ。
坂戸駅に貼ってあった、埼玉の観光宣伝ポスター。

なぜかアニメキャラがw
このキャラクター、可愛いですねヽ(*´∀`)ノ
以前に男衾駅近辺をうろついたときも、そこはかとない寂寥感に苛まれたものですが、今回寄居駅前にライフ跡地ができてしまったので、さらに東上線末端区間全体に寂寥感が漂っているような気がします。実際、管理人は乗り歩きというより、心情的には「廃線跡めぐり」をしているような錯覚に陥りました。
勿論、現実にはハイカーの利用があったりして、必ずしも寂しい路線ではないのですが、やはり小川町までの10連の大編成との落差は、いかんともしがたいものがあります。
◇関連記事
№858.THE JUNCTION
№1456.兵どもの夢の跡~東武東上線末端区間を乗り歩く
№2323.「東上鉄道」のルートを辿る~池袋から高崎へ
※ 当記事は05/14付の投稿とします。