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3149.また消える従来型の駅売店~東京メトロ神田駅の売店、閉店へ

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東京メトロ神田駅。
戦前の東京地下鉄道時代からの、歴史と伝統あるこの駅ですが、この駅の売店が、今週末の6月6日21時30分をもって、営業を終了することになりました。


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昔ながらの売店

営業終了の告知の貼り紙はこちら↓


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閉店時間が書かれている

当ブログの以前の記事で、昔ながらの売店が減っているという記事をアップしたことがありますが(下記関連記事参照)、このとき既に、従来型の売店は減少しつつあるということを指摘しました。理由は勿論、街中のコンビニエンスストアの爆発的な増加です。そのためか、最近は小規模な駅での売店はめっきり見なくなりました。
売店そのものを、コンビニエンスストア化するという動きも活発で、JR東日本などは自社で「NEWDAYS」なるコンビニを立ち上げ、駅の構内での出店が増加しています。既存コンビニチェーンとの提携も、京急がセブンイレブンとの提携で先鞭を付けたのに続き、東急がローソン、西武・近鉄がファミリーマートと提携するなどしています。

今後は、従来型の売店は駆逐され、コンビニ型の店舗か無人型の店舗(要するに自販機ですね)に二極化していくように思われます。

かつて、管理人が中高生のころ、駅売店では新聞や雑誌、煙草を買っていくサラリーマンが沢山いました。現在は情報端末機器の普及などの理由でで新聞・雑誌も昔ほどは売れなくなり、煙草も昨今の公共の場所の禁煙化や喫煙率の低下などの理由により、やはり昔ほどは売れなくなっています。あとはお菓子や飲料ですが、これらなら自販機で対応可能ですし。
日本の鉄道の文化だった「駅の売店」。それが消える日も、案外近いのかもしれません。

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