いささか旧聞の部類に属するネタですが、東京メトロ半蔵門線で活躍を続ける08系が、行先表示等をフルカラーLEDに換装したという話が伝わってきました。
その後管理人が現車を見る機会は殆どなかったのですが、先月、押上に出かけた際に08系をつかまえることができまして、撮影して参りました。
まず正面からどうぞ。
行先だけでなく、運行番号表示も白い
この白い表示が、フルカラーLEDの特徴ですが、正面に関しては行先表示だけではなく、奥の運行番号表示も白色(フルカラー)化されているようです。
運行番号表示まで白色化するかは会社によっても異なり、京王は9030系にフルカラーLEDを採用していますが、フルカラーなのは行先表示だけで、運行番号表示は3色LEDを装備しています。
比較の対象として、3色LED時代の08系をこちらに↓
このときはフルカラーではなかった
(平成21年9月に撮影・以前の記事から転載)
側面の行先表示のアップがこちら↓
視認性は向上している
フルカラーはやはり、3色以上に視認性には優れていますね。
このように、車外の表示器を一新した08系ですが、車内は変わっていないようです。車内の扉上の案内表示装置と、車内の全景の2点を、ノーキャプションでどうぞ。
こちらは従来どおりですね。
しかし08系の厚みのない、ぺったりした椅子は何とかならんのかorz
本当はフルカラーLEDが本領を発揮するのは、優等列車充当時なんですよね。だから、今回、せっかく08系が捕獲できても、急行などの運用に就いている姿ではなかったのが残念です。
おまけ。
押上駅の6扉車の乗車位置表示。
これも消える運命
これもあと5年以内で消えることになりますが…。
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※追記【平成27年06月06日 20時00分】
本文で述べた、「08系フルカラーLED搭載車の優等列車表示」、今日曳舟駅で側面だけですが撮影できましたので、写真を追加させていただきます。
こちらです↓
鮮やかな赤と白
これなら視認性は抜群ですよね(^^