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Channel: さすらい館
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3189.和光市に現れる乗り入れ車両

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7月4日に和光市駅で撮影した写真です。今度はメトロ車と東急車。

まずご覧いただきたいのはこちら。今なお10連を維持する7000系7102F。


150704_175909.jpg
御年41歳の古豪

もうこの編成は、今年で満41歳であり(中間の5両を除く)、鉄道車両としてはかなり高齢の部類に属しています。
この7102F、登場40周年を迎えた年には踏切事故に遭遇し、かなりのダメージを負いましたが、その3ヶ月後に通常運用に復帰、東急東横線に直通し、「東横特急」でしれっと110km/hを叩き出していたという、驚愕すべき実績を誇っています(^_^;)
しかもWikiによれば、

(以下引用)
10両編成のまま改造の予定であったが、計画変更により廃車が決定された。しかし再度の計画変更により改造を施工された
(引用終了)

…それなんて8039F?

(東急8039Fも当初、平成15(2003)年初頭に廃車前提の休車とされたが、現実に廃車されたのは8041Fであり、8039Fはその後赤帯のない姿になり、平成19年まで運用された)

…とにかく不死身なんです、この編成。

サイドビューを入れたものはこちら↓


150704_175921_ed.jpg
いつまで活躍は続く?


7000系は、当初計画では10連10本が副都心線対応改造を受ける予定だったのですが、その後計画変更により10000系の投入を増やす方針に変更され、10連は6本のみとなっています。だから実は、7000系が有楽町線を走る姿や、「東横特急」として走る姿は貴重なんですけどね。

こちらが10000系。
実はこれ、記念すべき第1編成です。


150704_181228_ed.jpg
傾いたのはご容赦を

10000系のデザインの大本は300形だそうですが、営団の幹部は日比谷線3000系をこういう顔にしたかったのかな、とも思えます。
以前にも書いていますが、3000系を作るとき、当時の営団の幹部が球面状の流線型にできないかというリクエストを車両会社(あるいは設計の部署?)にしたそうですが、当時のステンレスの加工技術では困難だったため、あのような造形になったとか。

そしてこちらは、東急の5050系4000番代。まずは30000系との邂逅を。


150704_181732_ed.jpg
奥は30000系

まさか4000番代車も、東上線で30000系と遭遇するようになるとは思っていなかったでしょうね。乗り入れ開始前は、30000系が東横線に乗り入れてくるのではないかという噂がありましたが。

東急の自社線内では見られない「普通」の表示↓


150704_181437_ed.jpg
やはり新鮮(反対側のホームから撮影)

こういう芸当も、LED表示ならではですね。幕ならこうはいかないでしょう。副都心線関係の列車の行先表示が幕だったら、いくつコマがあっても足りなかったはずです。

こちらは4000番代編成2本の並び。


150704_181520_ed.jpg
東武の駅で東急の車両が並ぶとは!

左側に50000系が停車中であることで、東武の駅であることが分かりますよね。しかし和光氏の駅に東急車が来る光景、ちょっと前までは想像できなかったのですが…。

この後、管理人は↑の写真に写っている武蔵小杉行き…ではなく、この後に出る急行で撤収しました。

追伸
以前の記事で、「有楽町線豊洲-住吉間をつないでしまえば、東武の本線系と東上線とで車両のやり取りができる」という趣旨の記載をしていますが、これは車両限界の問題があることと、あともうひとつ「ここを通してしまうと、編成の向きが逆になってしまう」ということなので、やはり現実的ではないように思われます。大変失礼しました。

※ 当記事のカテゴリですが、乗入れ先の車両を撮影したということで、「東武」にしています。


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