小ネタの部類に属しますが、4月10日に千歳烏山駅で遭遇した衝撃の光景を。
格闘技などでは、対戦相手同士が近距離で対峙しているのを「接近戦」などと言い表すことがありますが、今回取り上げるのは電車の「接近戦」です。もっとも電車同士が戦うわけではありませんが(^_^;)
…それはさておき。
↓の写真、左端に写っているのは先行して発車した快速なのですが、そのすぐ先には(分かるかな?)準特急が迫っています。
もはや100mくらい?超絶な近距離
写真だと分かりにくいかもしれませんが、肉眼だと非常に近い距離に見えました。
このような「接近戦」について、京王はかつて路面電車を出自としていたからその遺伝子が残っているのだろう…とこじつける気はありませんが、これは信号の閉塞間隔が狭く設定されているのでしょうね。だからこそこのような過密運転も可能になっているのでしょう。
ちなみに、先行した快速は、ひとつ先の駅である八幡山に停車し、準特急の通過を待ちます。そして後から来る準特急は、ここ千歳烏山で客扱いした後、八幡山でこの快速を待たせて通過します。
これは、上位の優等列車が下位の優等列車を待避させるということで、これが日中のパターンダイヤに組み込まれたのは驚きました。もっともこのようなダイヤは以前にもありましたが、それは平日朝の下りなど限られたものでしたが…。
これほどまでに列車が多くなると、さぞかし線路容量も逼迫しているのではないかと思われます。勿論京王には笹塚-調布間の複々線化計画がありますが、ものの本によると地下に線増の形で建設し、笹塚-調布間には全く駅を設けないことになるのだそうです。しかし、流石に明大前通過は受け入れられないと思いますが、どうするのでしょうか。
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3542.ありえない?電車の「接近戦」@千歳烏山駅
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