昨年9月から着手された、東急池上線戸越銀座駅の「木になるリニューアル」(東急公式からのリリースは こちら)。
以前の記事で(下記関連記事参照)、かつての東急標準塗装の紺+黄色のツートンにカラーリングされた1000系の特別編成を取り上げたことがありますが、この特別編成の登場も、実はこの「木になるリニューアル」計画と密接に関連していたとのこと。
この編成の登場が、「木になるリニューアル」計画に密接に関連していた
(以前の記事から転載)
というわけで、管理人は本日、戸越銀座駅に視察に赴きました。
戸越銀座駅は、上下線で駅舎が別々にあり、改札口も分かれているのですが、上り線側の駅舎には、「木になるリニューアル」の看板がありました!
分かるかな?
こちらには、リニューアルの意義を説明する貼紙が↓
エンタメリニューアルって何だよw
まあ「遊び心」が必要なんだということでしょうけど、管理人は何でもかんでも物事をエンタメ・娯楽化させるのは疑問なんですけどね。「楽しくなければテレビじゃない」とほざいて、全ての「垣根」を破壊した某プロデューサー氏の功罪の「罪」の部分を思い浮かべてしまうので。
「リアルウソ電」の件もそうですが、管理人はついつい物事を固く考える癖があるようで(^^;
この駅には、切符売り場付近及びその他の場所に、「想いが実になる木」として、様々な意見や感想を利用者が自由にシールに記載し、それを貼り付けるというものが設置されています。
木の周囲の点々はシール
管理人も書き込もうとシールを探したが…ありませんでした(´・ω・`)
では駅本体のリニューアル工事はどこまで進んでいるのかと思って見てみましたが、ホームには至るところ白い工事用の壁で覆われており、今まさに工事中といった感じで、壁の向こうをうかがい知ることはできませんでした。
上屋などの作業はこれから、という感じです。
まだ全容は明らかではない
竣工予定は今年の夏ごろということですから、学校の夏休みが始まるころには完成するのでしょう。
ちなみに、このリニューアル工事、以下のようなものだそうです。
当社が「平成27年度東京都森林・林業再生基盤づくり交付金事業」において採択を受け、同事業の補助により実施するもので、都内の鉄道施設としては初めての事例となります
(上記リリースより引用)
しかも全ての部材に「多摩産材」(東京都内の多摩地域で生育し、生産された木材)を使うとのこと(上記リリースの別紙PDFファイル参照)
へえ!
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